裁判所で「上司からパワハラ」、
書記官が損害賠償求め岡山地裁に提訴…うつ状態・異動認められず
2024年9月17日(火) 20:40 読売新聞
岡山県内の裁判所で上司の書記官からパワーハラスメントを受けたとして、部下の50歳代男性書記官が17日、国を相手取り、330万円の損害賠償を求めて岡山地裁に提訴した。
男性の弁護士によると、男性は昨年4~6月、同僚の前で、上司から「お前は間違っている」「そう考えるのはおかしい」などと大声で叱責(しっせき)されたり、書類を机にたたきつけられたりしたほか、以前の職場について「あなたは誤りが多いから裁判官も注意しなかった」などと指導以上の発言を受けたという。
その後、男性はうつ状態と適応障害の診断を受けて休職。復帰後、別の裁判所への異動を希望したが認められなかった。昨年10月に最高裁の相談窓口に訴えたところ、今年1月、裁判所内の調査でパワハラ行為が認められたと裁判所から伝えられたという。
一方、地裁は取材に対し「本件についてコメントは差し控えさせていただく」としている。
裁判所で上司からパワハラと主張
…男性書記官(50代)が国に損害賠償求め提訴【岡山】
2024年9月18日(水) 18:08 岡山放送
岡山県内の裁判所に勤める50代の男性書記官が、上司から繰り返しパワハラを受けたとして、国に対し330万円の損害賠償を求め、提訴したことが分かりました。
訴えなどによりますと、県内の裁判所に勤める50代の男性書記官は、2023年4月から6月にかけて、上司から大声で叱責を受けたり、書類を机に叩きつけられたほか、能力や人格を否定する発言をされるなど、繰り返しパワハラを受けたとして、国に330万円の損害賠償を求めています。
男性は、うつ状態と適応障害の診断を受けて2023年6月から3カ月間休職。復帰後は、別の裁判所への異動を希望しましたが認められなかったということです。2024年1月、上司のパワハラ行為が認定され、男性が国に損害賠償を求めて岡山簡裁に民事調停を申し立てましたが、国側が責任を否定したことから提訴に踏み切ったということです。
男性は、「パワハラの被害者を救うはずの裁判所の姿勢がこれでいいのか問いたい」とコメント。一方、裁判所は提訴について、「コメントは差し控える」としています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ9月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼【独自】上司書記官がパワハラ 国を提訴へ 岡山県内 裁判所過失で精神的苦痛 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
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