【速報】ステーキ店「廣岡揮八郎の三田屋」元従業員の男性
「ボケ」「頭がおかしいんちゃうか」役員から罵声や罰金など
『パワハラ受けた』と提訴
2024年9月13日(金) 11:50 毎日放送
兵庫県を中心にステーキハウスの運営などを行う「廣岡揮八郎の三田屋」で、男性役員から罵声や「罰金」などのパワハラを受けたなどとして元従業員の男性が提訴しました。
神戸地裁尼崎支部に訴えを起こしたのは、兵庫県を中心に「廣岡揮八郎の三田屋」の名でステーキハウスなどの運営を行う会社の元従業員の男性(44)です。
訴状などによりますと、元従業員の男性は会社のハム製造工場で勤務していた際、10年以上にわたり男性役員(40代)から「ボケ」「頭がおかしいんちゃうか」などと罵声を受けたほか、活舌が悪いのを直すと言われ、業務中に歌を歌わされるなどのパワハラを受けたということです。
また、業務報告が遅れた場合に加え、「失礼しますと意味なく言う」、「活舌が悪くて言葉が詰まる」などした場合には男性役員がミスだと指摘。
ミスの回数に応じた点数をつけ、「罰金」として金銭を徴収。さらに男性役員はミスの点数を減らすとして元従業員の男性にパンやおにぎりなどの物品を自腹で買わせていましたが、現金での返金は一切ないといいます。
MBSが今回の疑惑について、会社側に取材を申し込んだところ9月10日、代理人弁護士から書面で回答が寄せられました。パワハラについては、「男性役員は労働者側が主張するパワハラの一部を認め反省し謝罪を表明している」とコメント。
また「罰金」については「特定の従業員との間でミスがあったら金銭を徴収して積み立てておき、会食費用や物品購入費用として従業員本人に利益還元していた。このような措置はモラル上問題があることから、後日反省し従業員本人に謝罪した」としています。
男性側は謝罪が不十分などとして、男性役員と会社側に対し慰謝料や「罰金」として徴収された金の一部などあわせておよそ1600万円の支払いを求めています。
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ステーキ店「三田屋」の元従業員が会社と役員を提訴
役員からパワハラ受けたと主張 慰謝料など約1600万円求める /兵庫県
2024年9月13日(金) 21:02 サンテレビ
兵庫県の神戸市や西宮市などでステーキ店を展開する「三田屋」に勤めていた男性が役員からパワハラを受けていたなどとして、会社と役員に対し、慰謝料など合わせて約1600万円を求める訴えを起こしました。
訴えによりますと、男性(44)は2006年に三田屋に入社し、2011年から西宮市内のハム工場で勤務する中で、当時工場長だった創業者一族の男性役員からミスをすると罵声を浴びせられたり、時間外労働を強要されるなど日常的にパワハラを受けたということです。
また、男性役員から仕事のミスに対して1回1000円の罰金が科せられた他、パンやたばこなど自腹で買い出しを指示されていたとして、男性は2024年5月に退職しています。
原告側は時間外労働や罰金などについて、男性役員と食い違いがあるとして、会社と男性役員に対し、慰謝料など合わせて約1600万円の支払いを求めています。
提訴を受け「三田屋」は弁護士を通さなければコメントできないとしています。
パワハラ常態化「洗脳されていた」
ステーキ店「三田屋」元従業員、創業家一族の役員に賠償求め提訴
2024年9月13日(金) 21:00 神戸新聞(黒田耕司、広畑千春)
「廣岡揮八郎の三田屋」のブランドで兵庫県の神戸、西宮市などでステーキ店を展開する「三田屋」(神戸市北区)の創業家一族の男性役員から長年パワハラを受けたなどとして、元従業員の男性(44)が13日、この役員と同社に約1600万円の損害賠償を求め、神戸地裁尼崎支部に提訴した。男性は同日、尼崎市役所で会見し「当時はマインドコントロールされ、声を上げても、もみ消され罰せられると思った」と訴えた。
訴状などによると、男性は西宮市のハム工場で働き始めた2011年ごろから、当時工場長だった役員から暴言や激しい叱責を受け、退勤後や休日も大量の書類を書き、動画に撮るなどして報告するよう強要された。報告が遅れたなどの理由で「ミス」として役員から「罰金」を科され、徴収額は計約470万円に上った。また「時間管理の訓練」として、有名豚まん店全店を回り1個ずつ買わされたり、朝食やたばこ、菓子を買いに行かされ代金を払ってくれなかったりする不当行為もあったとした。
昨年12月、男性を含む従業員34人が労働組合「武庫川ユニオン」(尼崎市)に加盟し団体交渉を行ってきたが、時間外労働や罰金について主張に隔たりがあり提訴に踏み切ったという。
「帰れ!ボケ!」役員から罵声や罰金などのパワハラを受けたと主張
『廣岡揮八郎の三田屋』元従業員が提訴
2024年9月13日(金) 18:30 毎日放送
男性役員から罵声や罰金などのパワハラを受けたとして、元従業員が提訴です。
【録音された音声より】
「帰れ!ボケ!」
これは兵庫県内を中心にステーキハウスなどを運営する「廣岡揮八郎の三田屋」の男性役員とされる音声です。この罵声を浴びせられたという元従業員の男性(44)が9月13日、役員と会社を相手取り神戸地裁尼崎支部に提訴しました。
訴状によりますと、男性は10年以上にわたって役員から「頭おかしんちゃうか」などの罵声を浴びせられたり、業務中に歌を歌わされたりしたということです。また、言葉に詰まったり、理不尽な命令に従わなかったりした場合には金銭を徴収され、総額は680万円ほどに上るといいます。
会社側の代理人弁護士は9月10日、MBSの取材に、「男性役員は労働者側が主張するパワハラの一部を認め、反省し、謝罪を表明している」と回答。また、罰金については「特定の従業員との間でミスがあったら金銭を徴収して積み立てておき、会食費用や物品購入費用として従業員本人に利益還元していた。もっとも、このような措置は不適正な職務執行であり、モラル上問題があることから、後日反省し、従業員本人に謝罪した」としています。
男性側は謝罪が不十分などとして、慰謝料や徴収された金の一部など計約1600万円の支払いを求めています。
(元従業員の男性)「同じような問題を繰り返さないためにも、表沙汰にしなければならない。再発防止の一環となる一歩となったらという決意があります」
三田屋の元社員、役員のハラスメント訴え提訴 「滑舌悪いから歌え」
2024年9月14日(土) 10:00 朝日新聞(谷辺晃子)
日常的に罵倒されるなどのハラスメント行為を受けたとして、ステーキレストランなどを手がける「三田屋」(神戸市)の元社員の40代男性が12日、同社と男性役員に対し、慰謝料など約1600万円を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こした。
訴状によると、男性は2011年にハム工場へ異動したあと、役員から「ボケ」などと罵声を浴びせられたり、相談しようとしても無視されたりしたと主張。滑舌が悪いのをなおすといわれ、業務中にインカムを通じて歌を歌わされることもあったほか、顔面を殴打されて唇が切れた、などとしている。
退勤後や休日には大量の報告書の作成と提出を命じられた、とも主張している。
15年には、報告書の提出が遅れたことに対し罰金を支払うよう指示され、当初は1千円や2千円だったが16年9月からは毎月4万円、ボーナス時には8万円となり、男性が業務を離れる23年3月までの総額は約467万円に上ったという。
仕事の「ミス」をポイント化し、一定数になると罰金が取られるようなこともあったという。ミスは「滑舌が悪くて言葉がつまる」「いい訳をする」などだったという。
元社員の男性は「働いていた当時は忙しくて考え込む時間がなかった。ことの重大さを分かっておらず、周りからは『マインドコントロールされている』と言われた。うやむやにしてはいけない問題だと思い、一歩踏み出した」と話した。
三田屋は取材に「弁護士にすべて任せています」とした。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ9月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼ステーキ店「三田屋」の元従業員男性 「長年パワハラ受け、金銭搾取された」と創業家一族の役員を提訴へ (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
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