「リラックスさせるため」
学生の肩もむなどした40代男性准教授を処分
セクハラと認定 福島大学
2024年9月17日(火) 17:08 テレビユー福島
福島大学は17日、学生にセクシュアル・ハラスメント行為を行ったとして、40代の准教授の男性を出勤停止10日の懲戒処分にしたと公表しました。
懲戒処分を受けたのは、福島大学の40代の男性准教授です。
福島大学によりますと、男性准教授は、去年4月から10月ごろにかけ、顧問を務めるサークルに所属する複数の男女に対し、肩を揉む、肩をたたくなどして、身体に触れました。
このうち、学生1人からの申し立てを受け、大学が調査したところ、准教授は「緊張を解きリラックスさせ、元気づける意図や目的だった」と話し、大学では性的な意図は確認できなかったとしています。
一方で学生は「接触に嫌悪感を持っていたものの、顧問との関係性が悪くなることを恐れ、明確に拒否の意思を示すことができなかった」と話していて、大学では一方的に体を触る行為は学生に嫌悪感を抱かせるものでセクシュアル・ハラスメントに当たると認定しました。
大学は、17日付けでこの男性准教授を出勤停止10日の処分とし、「このような事案の発生に至ったことは誠に遺憾。学生が安心して勉学に専念できる環境を整えていくとともに、大学の信頼を回復するよう努めていく」とコメントしています。
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