自転車の酒気帯び運転や部下へのパワハラで懲戒処分
…石川県金沢地区の小中学校で発生
2024年9月13日(金) 18:28 石川テレビ
石川県金沢地区の小学校の50代教頭が部下へのパワハラで、中学校の30代男性教師が自転車での酒気帯び運転などで懲戒処分を受けました。
減給10分の1、4カ月の懲戒処分を受けたのは金沢地区の小学校に勤務する50代の男性教頭です。男性教頭は今年7月、部下に当たる教員1人が担当業務に関する言動に苦言を呈したことに対しまくしたてるように厳しく威圧的な口調で叱責を繰り返しこの部下の体調不良を引き起こしたということです。この行為は職員室内で1回だけ発生し当時、周りに別の教師もいました。男性教頭は「申し訳ない事をした。自分の悪いところを直しこのようなことは2度とないようにしたい」と話しています。なお、校長は管理監督を怠る等の義務違反があったとして戒告処分となっています。
また、減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは金沢地区の中学校に勤務する30代の男性教師です。この教師は今年6月の夜金沢市内の飲食店で飲酒後、自転車を運転。信号無視の疑いでパトロール中の警察官から職務質問を受けた際、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたということです。職務質問を受けた後、男性教師が管理職に連絡を行い発覚しました。男性教師は「生徒にも胸を張れないことをしてしまい後悔している」と話していて既に勤務に戻っているということです。
県の北野喜樹教育長は「これまでも再三に渡って綱紀粛正を求めているにも関わらずこのような事態が起こったのは極めて遺憾である。このようなことが2度と起こらないように再発防止と県民の信頼回復に全力で取り組んでいく」とコメントしています。
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