北海道・江差高看パワハラ自殺 男子学生の遺族が北海道を提訴へ
2024年9月13日(金) 12:25 北海道新聞
道立江差高等看護学院(江差高看、檜山管内江差町)の男子学生が2019年に自殺した問題で、男子学生の遺族が北海道を相手取り、江差高看の教員によるパワーハラスメントと自殺との因果関係を前提とした損害賠償を求めて提訴する方針を決めたことが13日、分かった。男子学生の命日の18日に函館地裁に提訴する。
男性の自殺を巡っては道の第三者委員会が昨年5月、教員3人のパワハラ4件を認定し、自殺についても法的責任が生じる「相当因果関係」があったとする調査報告書を公表。これを受けて道は遺族に謝罪した。
教員のパワハラ受けた学生自殺、遺族が北海道を提訴へ
…自殺の要因巡り対立
2024年9月13日(金) 12:08 読売新聞
北海道立江差高等看護学院(江差町)で2019年9月、教員からパワーハラスメントを受けた男子学生が自殺した問題で、遺族が学校設置者の道に対し、損害賠償を求めて提訴することがわかった。道がパワハラと自殺の因果関係を認めないことから、裁判を通じて事実関係を明らかにしたい意向だ。
遺族側の弁護士によると、請求額には慰謝料や安全配慮義務違反への賠償などが盛り込まれる見通し。命日の18日に函館地裁に提訴する。
男子学生の自殺を巡っては、道が設置した第三者調査委員会の調査で、教員が締め切りに1分遅れただけで課題を受け取らず留年させたことや、学生が泣いて懇願しても指導を拒否するなど複数のパワハラが判明した。第三者委は23年3月、学院の学習環境が自殺の要因となったとする調査書をまとめ、道は遺族に謝罪。鈴木知事も記者会見で「ご遺族に深くおわびする。お亡くなりになられた学生に対し哀悼の意を表す」と述べた。
しかし、示談交渉が始まると道は「最終的な要因が確定していない」との見解を示し、自殺に対する賠償を拒否。今年4月には、過去の謝罪もパワハラについて謝ったのみで自殺は対象ではなかったと主張し、遺族と対立を深めていた。
江差高看で男子学生自殺 遺族が損害賠償求め道を提訴へ
2024年9月16日(月) 17:32 テレビ北海道
道立江差高等看護学院で教員からパワーハラスメントを受けた男子学生が5年前に自殺した問題で、男子学生の遺族が道を相手取り、損害賠償を求めて裁判を起こすことが分かりました。
男子学生の自殺を巡っては、道の第三者委員会が去年5月、教員3人のパワハラ4件を認定し、自殺についても法的責任が生じる「相当因果関係」があったとする調査報告書をまとめました。
これを受け、道は遺族に謝罪しましたが、遺族側によりますと、その後の示談交渉で道側は態度を変え、パワハラ自体への賠償は行うとする一方、「自殺との因果関係は認められない」と主張しています。
こうしたことから、遺族側は男子学生の命日の今月18日に道に慰謝料などおよそ9500万円を求め、函館地裁に訴えを起こす方針を固めたということです。
パワハラで江差高看学生自殺
…遺族が北海道に対し損害賠償求めて提訴へ
請求額は自殺への慰謝料など約9500万円
2024年9月13日(金) 18:27 北海道放送
2019年に北海道立江差高等看護学院の男子学生が自殺した問題で、学生の母親が、教員によるパワハラと自殺の因果関係を認めない北海道に対し、損害賠償を求めて提訴することがわかりました。
道立江差高等看護学院の男子学生が自殺した問題では、北海道の第三者委員会が教員3人によるパワハラが自殺につながったと認定しています。
北海道は去年5月遺族に謝罪し、パワハラについて損害賠償の協議をしていましたが、10月になり、男子学生が自殺した事に関しては「パワハラとの因果関係は認められない」として賠償を認めませんでした。
遺族側の弁護士によりますと、北海道がパワハラと自殺の因果関係を認めない姿勢を崩さなかったため、学生の母親は提訴を決めたということです。
提訴は男子学生の命日にあたる9月18日に函館地裁に行う予定で、損害賠償の請求額は自殺への慰謝料など約9500万円としています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ4月5日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「部分的な和解はできない」江差高看パワハラ 自殺の男子学生遺族側が道側の対応明かす (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
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