パワハラ問題受け
鹿角市長「第三者委員会の場で事実関係明らかにしたい」
/秋田
2024年9月10日(火) 19:20 秋田朝日放送
鹿角市のおよそ3割の職員が市長からパワハラを「受けた」もしくは「目撃した」と答えた問題で、渦中の関市長は「第三者委員会の場で事実関係を明らかにしたい」とし自身の進退について明言を避けました。
鹿角市議会の一般質問で、議員から関厚市長による職員へのパワハラがあったかどうかを調べたアンケート結果に対する質問が相次ぎました。舛屋修美副市長が指示した調査では、およそ3割の職員がパワハラを「受けたことがある」または「目撃したことがある」と回答。関市長は職員に謝罪行脚をしましたが、この問題については関市長ではなく舛屋副市長が、めどがついた段階で責任をとる考えを示しています。関市長は陳謝したうえで、今後9月議会終了後の設置をめざす第三者委員会で事実確認をしたいと答えました。また、「今後も職員の信頼を確保しつつ不退転の決意で対応する」と述べ、自身の進退については明言を避けました。
鹿角市長パワハラ疑惑 「第三者委員会」9月市議会終了後に設置へ 秋田
2024年9月10日(火) 19:20 秋田テレビ
秋田県鹿角市の関厚市長の言動がパワーハラスメントにあたるかを調査する第三者委員会が、開会中の9月市議会終了後に設置されることが分かった。早ければ年内に結果が報告される。関市長は進退について明言を避けている。
鹿角市では、関市長の言動に「パワハラを疑う発言があった」と市の幹部職員が指摘し、職員に対する調査が実施された。調査の結果、3割ほどが関市長からパワハラを「受けた」あるいは「見た」と回答した。
これを受け、市は市長の言動がパワハラと認定されるかどうかを調査する第三者委員会の設置を検討するとしていた。
鹿角市議会は10日、一般質問が始まった。この中で議員から委員会の設置について問われた舛屋修美副市長は「12月を目標に調査結果を報告したいが、事案の件数が多い場合は年を越すことも考えられる」と答弁した。
市によると、現在は委員などを調整していて、9月議会終了後に委員会を設置する方針だ。
一方、関市長に対しては、金澤大輔議員が「パワハラと認定されたら、けじめをつけて辞める覚悟があるのか」と質問した。
関市長は「透明で公正な市政を目指すことについて多くの方から付託を受けて取り組んできている。大きな公約の実行を踏まえ対応したい」と答弁。議員から進退を問う声が相次いだものの、明言を避けた。
一般質問は11日も行われる。
鹿角市議会一般質問
「職員と意思疎通を図りながら着実に改革を進めたい」関 厚市長
議員からは辞職要求とパワハラ問題への追求が相次ぐ
2024年9月10日(火) 18:21秋田放送
鹿角市の定例市議会は、一般質問が始まり、関厚市長による職員へのパワハラについて、質問が相次ぎました。関市長は、議員から辞職を求められましたが、「改革を進めたい」として辞職しない考えを改めて示しました。
10日にはじまった市議会の一般質問で、質問した議員4人のうち3人がパワハラ問題について質しました。
金澤大輔議員
「""補助金を受ける事業所は私のところにあいさつに来ないとダメだ"などと私的な理由で長期間にわたり起案文書を決裁しなかったというのは事実でしょうか」
鹿角市 関厚市長
「私の発言につきましては記憶がはっきりしないところもありますが、補助金については常日頃、大規模な事業は各部にまたがり、全体像を把握する必要があることから、直接説明を行うようお願いしているところであります。その際の発言が誤解を与えた可能性があるのではないかと考えております」
今後立ち上げる第三者委員会で事実を明らかにしたいという関市長に対し、議員からは。
金澤大輔議員
「潔く責任をとって辞任していただきたいとお願いするのですが、いかが。」
関市長
「今回の実態調査をしっかりと受け止めまして、職員との意思疎通を図りながら着実に改革を進めていきたいと考えております」
関市長は、このように述べ、改めて辞職しない考えを示しました。
一方、関市長のパワハラの有無を調べる第三者委員会について、舛屋修美副市長は、今月中にも立ち上げたい考えを明らかにしました。結果は、12月までに公表する方針ですが、調査内容が多くなった場合などは遅れる可能性もあるということです。
鹿角市議会の一般質問は、11日までで、パワハラ問題について関市長への追及が続くものとみられます。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ8月30日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼市長のパワハラ疑惑で第三者委員会立ち上げへ 秋田・鹿角市長が職員に謝罪行脚 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
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