『幹部職員からパワハラ』内部通報を約1年放置
市は第三者委員会を設置し調査する方針 大阪・交野市
2025年11月14日(金) 19:04 読売テレビ
◆被害を訴える職員
「政治事業と全く関係ないことを持ち出し始めて…『アホ、ボケ』『コラお前、覚えとけよ』と」
交野市をめぐっては、市の幹部職員2人が、部下10人に対し、10年以上にわたって、暴言を吐くなどのパワハラ行為を行っていたとして、去年7月、相談を受けた職員が内部通報していました。
しかし、市は「録音などの客観的資料の提出があった上で調査を判断する決まりになっている」 などとして、その後1年間、調査を放置していました。
◆内部通報した職員
「誰も声を上げられない状況。“上にあげても無駄だ”という状況になっていた」
山本景市長は14日の会見で、外部の弁護士3人で構成される第三者委員会を来年1月に設置することを明らかにしました。
組織風土全体の見直しを含めた調査が必要だ、としていて、今後、暴力行為などが確認された場合は、刑事告発も検討するということです。
市役所内部で起きたパワハラに対する内部通報<放置問題>、
市長が「市の対応がおかしかった」と反省
…職員が10月に記者会見開いて訴え明るみに
2025年11月15日(土) 12:32 読売新聞
大阪府交野市の職員がパワーハラスメントを内部通報したにもかかわらず「1年以上放置された」と訴えている問題で、山本景市長は14日の記者会見で、「1年間調査が停滞してしまった。対応がおかしかった」と述べ、市の対応に問題があったとの認識を示した。自身と
艮うしとら 幸浩副市長の給与について、10%カット(2か月)するほか、弁護士による第三者委員会で調査する方針を明らかにした。
問題の舞台となった交野市役所
市によると、幹部職員2人が2011~24年に部下の職員らに対し、計9件のパワハラを行ったとする内部通報が昨年7月、市人事課にあった。パワハラ被害について相談を受けた別の職員からの通報で、同課は翌月、通報者へのヒアリング調査を実施した。しかし、被害を受けたとされる職員らへのヒアリング調査は、今年10月まで行っていなかった。
内部通報した職員らが10月27日、記者会見で「放置された」と訴えて明らかになった。
山本市長は「内部通報したのに、調査をしてもらえないということは、あってはならない。重く受けとめている」と反省を述べた。対応が遅れた理由について「人事課が内部通報の要綱を厳格に解釈して動けなくなった」とした。
給与カットの条例改正案を12月定例市議会に提出する。第三者委は弁護士3人で構成し、来年1月から調査を始める予定。
パワハラ調査で第三者委 交野市長は給与減額、大阪
2025年11月17日(月) 11:30 共同通信
大阪府交野市でパワーハラスメントの内部通報が1年以上放置されていたと職員が訴えた問題で、市は17日までに、第三者委員会でこの内部通報を調査する条例案を、28日からの市議会に提出すると発表した。
事態長期化の責任を取るとして山本景市長と人事担当の艮幸浩副市長の給与を来年4月から2カ月間、10%カットする条例改正案も提出する。
市によると、第三者委は弁護士3人で構成し、パワハラの事実関係を調査する。内部通報への市の対応も検証する。議案が可決されれば来年1月から調査を始める予定。パワハラが認定されれば関係した職員を処分、暴行があったとされる件は、証拠がそろえば刑事告発も視野に入れている。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ10月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「誰に言ってんねんオラァ!お前、対等か?オレと、コラァ!」交野市幹部職員がパワハラか 被害訴える職員が「音声データ」を公開 内部通報を1年放置と訴える
これの続報です。
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