山川・前豊見城市長、パワハラ和解 市職員が賠償請求を放棄
2025年11月5日(水) 10:41 琉球新報
【豊見城】山川仁衆院議員(れいわ)が豊見城市長だった当時に市長からパワーハラスメントを受けたとして、2022年8月、市職員3人が市に約616万円の損害賠償を求めた訴訟で4日、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で和解が成立した。関係者によると、原告側は賠償請求を放棄したという。
豊見城市議会(外間剛議長)は同日、臨時会を開き、和解条項案を全会一致で可決した。徳元次人市長は「那覇地方裁判所からの和解勧告をなされたこと、この和解により原告らとの紛争が早期に解決することを勘案した」と述べた。
市側に損害賠償の支払いがないことを踏まえ、原告側は「一定の行為を認め、謝罪の表明が含まれていたことが損害賠償金による償いよりも重要な要因」とコメント。
山川衆院議員は4日、本紙取材に「パワハラの有無について損害賠償の請求が放棄されたことで、当事者として主張が認められたと認識している。ただ、当時の市政トップとしての道義的責任もあり、裁判が長期化することは原告、被告、さらには市民のためにもならないとの判断もあり和解に至った。われわれの主張を裁判所が受け止めた結果だと捉えている」とコメントした。市側は「今回の和解を新たな出発点と捉え、本市が市民の皆さまにとって真に信頼される自治体となるよう、市役所全体でハラスメントの根絶に徹底して取り組む」と公式サイトに記した。
れいわの山川仁衆院議員、市長時代のパワハラ訴訟和解
…市職員3人が精神的苦痛訴え
2025年11月5日(水) 19:56 読売新聞
れいわ新選組の山川仁衆院議員(51)(比例九州)が沖縄県豊見城(とみぐすく)市長を務めていた当時にパワハラ行為を受けたとして、男性職員3人が市に約615万円の損害賠償を求めた訴訟があり、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で和解が成立した。4日付。
3人は2022年8月に提訴。原告側の代理人弁護士によると、和解条項では、「机をたたくなどの行為を伴う指導」や「能力不足を指摘する言動」などで職員に精神的苦痛を与えたことを山川氏が謝罪し、原告側が請求を放棄するとしている。
山川氏は5日、読売新聞の取材に「パワハラは認定されず賠償はなかったと認識しているが、不安な思いをされた方に真摯(しんし)に謝罪したい」とし、近く記者会見を開く考えを示した。
山川氏は18年の市長選で初当選し、再選を目指した22年に落選。昨年の衆院選で沖縄4区から出馬し、比例で復活当選した。
れいわ新選組・山川仁衆議院議員がパワハラ訴訟で謝罪
…市長時代の言動など、職員3人が市への賠償請求放棄
2025年11月6日(木) 10:53 読売新聞
れいわ新選組の山川仁衆院議員(51)(比例九州)が沖縄県豊見城市長を務めていた当時にパワハラ行為を受けたとして、男性職員3人が市に約615万円の損害賠償を求めた訴訟があり、那覇地裁(片瀬亮裁判長)で和解が成立した。4日付。
3人は2022年8月に提訴。原告側の代理人弁護士によると、和解条項では、「机をたたくなどの行為を伴う指導」「能力不足を指摘する言動」などで、職員に精神的苦痛を与えたことについて山川氏が謝罪し、原告側が請求を放棄するとしている。市議会は4日、臨時会を開き、和解議案を全会一致で可決した。
山川氏は5日、読売新聞の取材に「パワハラは認定されず賠償はなかったと認識しているが、当時、市長の重責にあり、不安な思いをされた方に真摯に謝罪したい」とし、近く記者会見を開く考えを示した。
山川氏は18年の市長選で初当選し、再選を目指した22年に落選。昨年の衆院選で沖縄4区から出馬し、比例で復活当選した。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2022年8月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「市長らにパワハラ受けた」沖縄・豊見城市の職員3人が賠償求め市を提訴 那覇地裁
これの続報です。
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