三重県、7人を懲戒処分 万引や飲酒運転、パワハラも
2025年11月29日(土) 8:00 伊勢新聞
店舗で商品を盗んだとして、三重県は28日、職員2人を懲戒免職処分とした。また、自転車で飲酒運転をした職員2人を停職1月の懲戒処分に。パワーハラスメント(パワハラ)をした職員を減給10分の1(3月)の懲戒処分とし、監督責任として上司2人を戒告の懲戒処分とした。
県によると、松阪建設事務所保全室(松阪市)の男性主幹(52)=課長補佐級=は5月22日午後3時ごろ、明和町内のホームセンターで、マイクロSDカード(約4千円相当)を盗んだ。
男性主幹は当時、美化活動のボランティアに配布する資材を購入するため、公務で店を訪れていた。同僚が支払いをしている間、カウンターの近くにあった商品をポケットに入れて店を出た。
この店が被害届を提出し、警察による任意の捜査で容疑が浮上。男性主幹は警察の事情聴取に対し、容疑を認めた。窃盗容疑で書類送検され、10月9日に不起訴処分(起訴猶予)となった。
また、男性主幹は平成25年10月にも、大阪市のショッピングモールで食品2点を盗み、警察から微罪処分を受けていたことが判明。男性が当時、上司に報告していた記録は残っていない。
志摩建設事務所保全室(志摩市)の川村和彦主査(42)は8月10日午前2時50分ごろ、伊勢市内のコンビニで、フィギュア4個(約5千円相当)を盗んだとして、伊勢署に逮捕された。
川村主査は平成27年12月21日にも、松阪市内のコンビニで雑誌など3冊を盗んだとして、松阪署に逮捕されていた。当時は翌28年3月に停職3月の懲戒処分を受けていた。
中央児童相談所(津市)の男性一時保護対応協力員(22)は今年3月、津市内でビールを飲んだ後、自転車を運転。同相談所の男性一時保護対応協力員(20)も5月、焼酎を飲んだ後に自転車を運転した。
2人とも警察官に呼び止められたことをきっかけに飲酒運転が発覚。呼気検査で基準値を上回るアルコールが検出され、道交法違反(酒気帯び運転)で罰金10万円の略式命令を受けた。
農業研究所生産技術研究室(松阪市)の男性主幹(52)=課長補佐級=は4―6月、上司や部下ら4人に「お前使えへん」などと、他の職員らがいる前で複数回にわたって怒鳴った。
県は研究所から連絡を受けて把握し、パワハラに当たると判断した。県が職員のパワハラを認定するのは初めて。職員2人が精神疾患の診断を受け、うち1人は5月から休職している。
男性主幹は「業務を失敗されたくなかった。自分を抑えられなかった」などと説明。「パワハラに当たるという認識がなかった。言葉使いが悪い点をただします」などと話したという。
また、県は28日付で、この男性主幹を主査級に分限降任させた。男性主幹の行為を認識していながら防止策を講じなかったとして、男性所長(56)と、男性室長(60)を戒告の懲戒処分とした。
一見勝之知事は「県政への信頼を大きく損なう重大な非違行為で、深くおわびする。具体的で我が事と認識できる研修を実施し、コンプライアンスを徹底する」とのコメントを出した。
松阪建設事務所の男性主幹、万引で免職 三重県が懲戒
2025年11月29日(土) 17:04 夕刊三重新聞
農業研究所主幹はパワハラ、減給と降格
三重県は28日、店舗で万引したとして、松阪市高町の松阪建設事務所保全室の課長補佐級の男性主幹(52)を免職、パワー・ハラスメントをしたとして、嬉野川北町の農業研究所生産技術研究室の同級の男性主幹(52)を減給10分の1(3カ月間)と主査級への分限降任など、県職員7人を懲戒処分した。
県によると、松阪建設事務所保全室の男性主幹は、今年5月22日午後3時ごろ、資材購入のため公務で訪れていた多気郡明和町内のホームセンターで、マイクロSDカード1枚(約4千円相当)を万引。窃盗の容疑で警察の事情聴取を受け、容疑を認めた。窃盗容疑で書類送検され、10月9日に不起訴処分(起訴猶予)となった。
また男性主幹は2013(平成25)年10月にも大阪市内のショッピングモールで食品2点を万引したとして、警察から微罪処分を受けていたことが発覚。地方公務員法に基づき、免職処分となった。
農業研究所の男性主幹は、今年4月から6月ごろにかけて、業務中に部下らに対して「お前使えへん」と怒鳴るなど、人格を否定し、相手を萎縮させるような行為を、他の職員がいる前で複数回にわたって行った。パワハラを受けた職員2人は精神疾患を患い、1人は休職している。県がパワハラ認定し、懲戒処分をしたのは初めて。
またこれらの行為を把握しながら防止策を講じなかったとして、上司の男性所長(56)と男性室長(60)を戒告の懲戒処分とした。
他にも、万引をした志摩建設事務所の男性主査を免職、自転車で飲酒運転をした中央児童相談所の一時保護対応協力員2人を停職1カ月の懲戒処分とした。
万引き・パワハラなど 県職員7人を懲戒処分 三重
2025年12月1日(月) 12:50 三重テレビ
三重県は、万引きやパワハラなどで監督責任を含め、7人の職員を免職などの懲戒処分としたことを発表しました。
三重県によると、松阪建設事務所保全室の課長補佐級で52歳の男性職員は、今年5月、明和町内で約4000円相当のマイクロSDカードを万引きしたとして、窃盗の疑いで書類送検されました。
今年10月に起訴猶予で不起訴処分となりましたが、県の聴取で2013年にも、大阪市内で食品2点を万引きしたとして警察から微罪処分を受けていたことが発覚、この男性職員を28日付けで、免職の処分としました。
また、志摩建設事務所保全室の主査で42歳の男性職員は今年8月、伊勢市内で約5000円相当のフィギュア4個を万引きしたとし、10月に窃盗の疑いで逮捕。この男性職員は2015年にも松阪市内で雑誌などを万引きして逮捕され、その後停職3カ月の処分を受けており、三重県はこの男性職員も28日付けで免職の処分としました。
また、面前で怒鳴るなどのパワハラで複数の職員が精神疾患になったとし、男性職員1人が減給処分、酒気帯びで自転車を運転した2人の男性職員が停職1カ月の処分となっていて、パワハラと自転車の酒気帯び運転による懲戒処分は三重県では初めてです。
上司や部下に日常的に「アホ」「バカ」、52歳県職員を懲戒処分
…「パワハラだと認識していなかった」
2025年12月1日(月) 15:26 読売新聞
三重県は11月28日、職員7人を懲戒処分にした。うち1人をパワーハラスメント行為で減給10分の1(3か月)とした。県によると、パワハラ行為による懲戒処分は初めて。他に万引きした2人を免職、自転車の酒気帯び運転で2人を停職(1か月)とした。
発表によると、農業研究所(松阪市)の男性主幹(52)は4~6月、上司や部下計4人に「アホ」「バカ」と日常的に暴言を浴びせるなどした。部下2人が精神疾患の診断を受け1人は休職している。
県の調査に男性主幹は「どなったり、大声で詰め寄ったりする行為をパワハラだと認識していなかった」と説明。県は所長ら2人を戒告とし、上司の主幹研究員を口頭注意した。主幹研究員もパワハラを受けていたという。
また、8月に伊勢市のコンビニ店でフィギュアを盗んだとして県警に窃盗容疑で逮捕された志摩建設事務所の主査(42)と、5月に公務で訪れていた明和町のホームセンターでマイクロSDカードを盗んだ松阪建設事務所の男性主幹(52)の2人を免職とした。
ほかに、酒を飲んで自転車を運転したとして、県警に摘発された中央児童相談所(津市)の一時保護対応協力員の20歳代男性職員2人を停職1か月とした。
人事課によると、今年度の懲戒処分は12人となった。
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