2025年11月14日金曜日

「バカ」「倫理感がない」など… 特定の職員に暴言のほか大声で叱責などの“パワハラ”を行ったとして青森県が県精神保健福祉センターの68歳の男性所長を懲戒処分【知事コメントあり】

「バカ」「倫理感がない」など…
 特定の職員に暴言のほか大声で叱責などの“パワハラ”を行ったとして
青森県が県精神保健福祉センターの68歳の男性所長を懲戒処分
【知事コメントあり】

 

2025年11月14日() 14:32 青森テレビ

 

青森県は、特定の職員にパワーハラスメントを行ったとして、1114日に職員を懲戒処分としたことを発表しました。

 

懲戒処分を受けたのは、県精神保健福祉センターの68歳の男性所長です。

 

県によりますと、この男性所長は2021年度に特定の職員に対して複数回にわたり大声で叱責したほか、業務の進め方に関して他の職員の前で謝罪するように迫るなどしたということです。

 

また、2024年度には、特定の職員に対し複数回にわたり大声で叱責し、「倫理感がない」「バカ」「改善の余地がない」などの暴言を発するなどしたということです。

 

こうしたことから県は、この男性所長を停職3か月の懲戒処分にしました。

 

■青森県 宮下宗一郎 知事の「知事コメント」【追記】14日午後235

 

本日、部下職員に対し、複数回にわたり大声で叱責するなどのパワー・ハラスメントを行った、精神保健福祉センター所長に対して停職処分を行いました。

 

パワー・ハラスメントは、職員の適正な能力発揮を妨げ、公務の遂行に支障を及ぼすことはもちろん、個人の尊厳や人格を不当に傷つけるものであり、決して許されない行為です。

 

今後、こうした事態が起こることのないよう、職員の公務員倫理の向上と服務規律の確保について取組を徹底していく所存です。

 

 

※ 他社のニュースも紹介致します

部下に「倫理感がない」「バカ」などパワハラ
 ”こころの電話”で相談受ける青森県精神保健福祉センターの所長を停職処分
 知事は「決して許されない」とコメント

 

2025年11月14日() 14:41 青森放送

 

青森県は14日、部下の職員に複数回にわたり大声で叱責するなどの

パワーハラスメントを行ったとして、精神保健福祉センターの所長を

停職3か月の処分にしました。

 

処分を受けたのは、県精神保健福祉センターの 田中治 所長(68) です。

 

以下、県が発表した処分理由などです。

 

【処分の理由】

事案を起こした職員について

令和3年度、同じ所属の特定の職員に対し、複数回にわたり大声で叱責したほか、

業務の進め方に関して所属職員の前で謝罪するよう迫るなどの

パワーハラスメントを行った。

 

また令和6年度にも、同じ職員に対し複数回にわたり大声で叱責し、

職員の人格や能力を否定するような暴言

(「倫理感がない」「バカ」「改善の余地がない」など)を発するなど、

パワーハラスメントを行った。

 

以上の行為および事実は、

地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)に違反し、

同法第29条第1項第1号(法令に違反した場合)および

3号(全体の奉仕者たるにふさわしくない非行)に該当する。

 

【不祥事の再発防止】

県は14日、「副知事依命通達」を発し、各所属長などに対し、

同様の事態が起こらないよう徹底するよう指示。

 

特に管理監督者については、

自らの立場への認識を改め、ハラスメント行為が決してあってはならないとの

強い意識を持ち、日常の執務を通じて防止と排除に努めるよう求めた。

 

【宮下宗一郎知事のコメント】

「本日、部下職員に対し複数回にわたり大声で叱責するなどの

パワー・ハラスメントを行った精神保健福祉センター所長に対して

停職処分を行いました。

 

パワー・ハラスメントは職員の適正な能力発揮を妨げ、公務の遂行に

支障を及ぼすことはもちろん、個人の尊厳や人格を不当に傷つけるものであり、

決して許されない行為です。

 

今後、こうした事態が起こることのないよう、

職員の公務員倫理の向上と服務規律の確保について

取り組みを徹底していく所存です。」

 

県立精神保健福祉センターとは

県によりますと、青森県立精神保健福祉センターは、精神保健福祉の総合技術センターとして、県民の精神的健康の維持・増進をはじめ、精神障害者の早期発見・早期治療、社会復帰までにいたる精神保健、自立や社会経済活動への参加のための援助等の業務を実施しています。

こころの病を抱えた人たちが地域で暖かく受け入れられるよう、精神保健福祉の正しい知識と理解の普及啓発に努めているとしていて、”こころの電話”での電話相談も受け付けています。

 

 

 

メンタルヘルス相談拠点の所長が『パワハラ』で停職
 部下に「倫理観がない」「ばか」など複数回大声で叱責し人格や能力を否定
 「感情的になってしまった」 青森県立精神保健福祉センター

 

2025年11月14日() 18:44 青森放送

 

メンタルヘルスなどの相談拠点のトップがパワハラです。

こころの相談を受け付けている県立精神保健福祉センターの所長が、停職3か月の処分を受けました。

 

★県健康医療福祉部 工藤光 次長

「精神障がい者の福祉の増進を図るべき公的機関で、職員の尊厳を傷つける事案が発生し、県民の皆様の信頼を損ねる結果となったことをおわび申し上げます」

 

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、県立精神保健福祉センターの田中治所長68歳です。

県によりますと、田中所長は2021年度、部下を複数回大声で叱責し、業務の進め方について職員たちの前で謝罪を迫るなどパワハラを行いました。

また昨年度、別の部下を複数回大声で叱責し「倫理観がない」や「ばか」、それに「改善の余地がない」など、人格や能力を否定していたということです。

 

県の聞き取りに対し、「職員の業務の進め方に不満を抱いて感情的になってしまった。不適切な行動であったと思います。謝罪を申し上げます」などと話しているということです。

 

県立精神保健福祉センターは心の不調や精神疾患を抱えた人の相談や治療を担う拠点で、そのトップが処分となりました。


 

 

「不適切な行動だった。謝罪申し上げます」
青森県精神保健福祉センターの男性所長が部下に“パワハラ”
 「バカ」「倫理感がない」など暴言や大声で叱責 停職3か月の懲戒処分に

 

2025年11月14日() 21:20 青森テレビ

 

青森県精神保健福祉センターの男性所長が、部下の職員に対して「倫理感がない」などの暴言を繰り返したとして、県はパワーハラスメントと認定し、この所長を停職3か月の懲戒処分としました。

 

県健康医療福祉部 工藤光 次長

「精神障害者の福祉の増進を図るべき公的機関において、職員の尊厳を傷つける事案が発生し、県民の皆さまの信頼を損ねる結果となりましたことをお詫び申し上げます」

 

県は14日、懲戒処分に関する会見を開き、パワーハラスメントの事案を説明しました。

 

処分されたのは、県精神保健福祉センターの68歳で医師の男性所長です。

 

県によりますと、所長は2021年度に部下の職員を複数回大声で叱責したほか、業務の進め方に関して他の職員の前で謝罪するよう迫ったとされています。

 

また、昨年度には別の部下の職員を複数回にわたり大声で叱責し、「倫理感がない」「バカ」などの暴言をはいたということです。

 

県は14日、この所長を停職3か月の処分にしました。

 

センターの医師は所長のみだったため、停職中は非常勤の精神科医が診療にあたるということで、診療日は週5日から3日に、デイケアの対応は週3日から週23日に変更となります。

 

県の聞き取りに対し、所長は「不適切な行動だった。謝罪申し上げます」と説明しているということです。


《カウンセラー松川のコメント》

県立精神保健福祉センターの幹部は別に聖人君子である訳もなく、
単なる公務員です。
それならば、パワハラ加害者となっても、必要以上に糾弾される理由はありません。
警察官の様に、その職に志願して採用されたのではなく、
職務として配置されたのでしょうから、
他の部署であってもこの加害者による加害は起こりうるでしょう。
それが、今晩は精神福祉保健センターだっただけです。
パワハラ加害は悪いことですが、県の一部局で起きただけのことです。

被害者の皆様へ
嫌な思いをされたのは理解出来ます。
辛かったと思います。

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