福岡・吉富町、町長パワハラ問題で改善策を公表 防止条例も検討
2025年11月11日(火) 17:32 毎日新聞(出来祥寿)
福岡県吉富町の男性職員が花畑明町長や上司からのパワーハラスメントを訴えた問題で、町は10日、新たな職場環境改善策を公表した。内部相談窓口の充実や、管理職を対象とする精神疾患などに関する研修などを「速やかに取り組む」とする。
さらに2025年度中をめどに、特別職を対象にハラスメントや部下への指導などに関する研修を実施する。26年度以降、現在は一般職が対象のハラスメント防止に関する規定を、特別職まで広げたハラスメント防止条例の制定も検討する。花畑町長は「職員が安心して能力を発揮できる職場環境を作っていきたい」と話している。
第三者調査委員会が2月にまとめた報告書では、花畑町長が職員を町長室に呼び、業務態度について指摘・叱責した行為はパワハラに当たると認定。一方で職員の自殺未遂と町長の言動との因果関係は認めなかった。
町では5月から、弁護士や精神科医、職員代表ら7人で防止策について話し合ってきた。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2月19日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼パワハラ認定された吉富町長 「不適切だった」と謝罪
これの続報です。
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