2025年11月7日金曜日

▼愛知・豊明市議、同僚市議のセクハラ訴え被害届 「悔い改めて」

愛知・豊明市議、同僚市議のセクハラ訴え被害届 「悔い改めて」

 

2025年11月7日() 17:41 毎日新聞(川瀬慎一朗)

 

 愛知県豊明市の堀内千帆市議(55)が男性市議からのセクハラ被害を訴えていた問題で、堀内市議は7日に記者会見を開き、県警愛知署に被害届を提出し、1023日付で受理されたと明らかにした。

 

 堀内市議によると、20241220日に市内の飲食店で開かれた議会事務局幹部と市議との懇親会で、男性市議から左手をハンドマッサージのように両手でなでられ、手の甲にキスされた。男性市議は当時、酔っていたという。

 

 堀内市議は198月以降、複数回にわたり同じ男性市議からセクハラ行為を受けていたという。今年4月、19年に市議会常任委員会の視察で訪れた長野県の飲食店で同じ男性市議からほおにキスをされたとして、被害届を提出していたが、公訴時効などから不受理となっていた。19年の件について、男性市議は毎日新聞の取材に「当時の記憶がない」などと話していた。

 

 会見で堀内市議は、「すごく気持ち悪く、このままうやむやにしてはならないと思い、再度提出した。同席した別の市議も証言してくれると言っている。悔い改めてほしい」と訴えた。

 

 この問題を巡っては、東海地方の女性議員らでつくる団体「女性を議会に!ネットワーク」が今年5月、豊明市議会議長に事実関係の調査などを求める申し入れ書を提出した。市議会事務局によると、申し入れを受け議長らが調査している。

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