2025年11月11日火曜日

「過度な筋トレ」部下に強要 「寸止めで肘打ち」飲食店員に繰り返す 職員2人を懲戒処分 熊本・八代広域消防本部

「過度な筋トレ」部下に強要 「寸止めで肘打ち」飲食店員に繰り返す
 職員2人を懲戒処分 熊本・八代広域消防本部

 

2025年11月11日() 18:53 熊本放送

 

熊本県の八代広域消防本部は、部下へのパワハラ行為などで職員2人の懲戒処分を発表しました。

 

消防本部によりますと、44歳の男性消防司令補は去年7月ごろ、職場で筋力トレーニングをしていた際、持ち込みが認められていないボクシンググローブを使って部下の肩を叩きました。

 

消防本部が今年2月に行った職員へのハラスメントアンケートで「過度な筋トレが強要されている」との回答があったことから、管理職がこの消防司令補を注意しましたが、今年5月には同じ部下の体を押し、部下はバランスを崩して右腕を負傷したということです。

 

そのため消防本部は、一連の行為はパワハラにあたるとして、この消防司令補を停職1か月の処分としました。

 

■「寸止めで肘打ち」繰り返し

 

一方、35歳の男性消防士長は今年5月、同僚2人と訪れた八代市内の飲食店で酒に酔い、女性店員に寸止めで肘打ちする行為を繰り返した末、顔を守ろうとした店員の手に肘が当たったということです。

 

そのため消防本部は、この消防士長を戒告処分としました。

 

八代広域消防本部は「組織としてハラスメントに対する認識に甘さがあり、職員には、さらなる指導を徹底したい」とコメントしています。

 

 

※ 他社のニュースも紹介致します 

筋トレ中に部下の肩殴るパワハラなど…職員2人を処分 八代広域消防本部

 

2025年11月11日() 19:23 熊本県民テレビ

 

八代広域消防本部は部下へのパワハラ行為などで消防職員2人を懲戒処分しました。

 

1110日付けで停職1か月の懲戒処分を受けたのは、八代広域消防本部所属の男性消防司令補(44)です。八代広域消防本部によりますと男性消防司令補は去年7月頃、筋トレ中に同じ職場の部下に対してボクシンググローブを装着した状態で肩を殴る行為をしたほか、ことし5月頃には同じ職員を押して消防車両に接触させ、右肩にけがをさせたということです。

 

八代広域消防本部は再発防止策としてハラスメント防止に関する制度の見直しなどを行うとしています。このほか、ことし5月に八代市内の飲食店で酒に酔い、店員に寸止めで肘打ちする行為を繰り返したとして、男性消防士長(35)が戒告処分となりました。

 

 

 

パワハラと暴行で隊員2人を停職と戒告
 八代広域消防組合が懲戒処分【熊本】

 

2025年11月11日() 20:03 テレビ熊本

 

公務員の懲戒処分についてのニュースです。八代広域消防本部は、部下の体をボクシンググローブで殴るなどのパワハラをしたとして、男性消防司令補を停職に、また、酒に酔って飲食店の女性従業員に暴行を加えた隊員を戒告処分としました。

 

【八代広域消防本部の会見】

「誠に申し訳ありませんでした」

 

10日付で停職1カ月の懲戒処分となったのは、八代広域消防本部の44歳の男性消防司令補です。

 

消防本部によりますと、この消防司令補は去年7月、消防署内で筋トレ中に部下の男性隊員の肩をボクシンググローブを付けた状態で殴打。さらに今年5月には、訓練中に同じ隊員の体を押し、バランスを崩した隊員が消防車両にぶつかり腕を負傷する2件のパワハラをしたということです。

 

消防本部は隊員が腕を負傷した事案について「突き飛ばしたわけではなく、訓練中に偶発的に当たっただけで傷害ではない」と説明しています。

 

また、戒告処分となった35歳の男性消防士長は今年5月、酒に酔った状態で八代市内の飲食店を利用。女性従業員にふざけて肘打ちを寸止めする行為を繰り返していたところ、誤って肘が女性の顔面に当たったということです。

 

消防本部は「職員への指導を徹底する」としています。

 

また、八代広域消防本部の管理者である八代市の小野 泰輔 市長は

 

【八代市 小野 泰輔 市長】

「人間関係が消防署はどうしても上司が(部下に)強く命令する関係にある。組織風土がパワハラが起きやすいような環境。管理者としてこれからどうするか定めていきたい」

 

 

 

深酔いし女性店員の顔に肘打ち、筋トレ中の同僚の肩殴る
 「パワハラ常態化」の声も…熊本の消防職員2人を懲戒処分

 

2025年11月12日() 10:29 西日本新聞(古川剛光)

 

 八代広域行政事務組合消防本部は11日、筋力トレーニング中に部下へパワーハラスメントをしたり、酒に酔って飲食店員に肘打ち行為をしたりしたとして、男性職員2人を10日付で、それぞれ停職1カ月と戒告の懲戒処分にしたと発表した。同本部が2月に実施したハラスメントアンケートでは「組織内でパワハラが常態化している」などの訴えが寄せられていた。

 

 記者会見した幹部は「ハラスメントに対する認識に甘さがあるとの叱責(しっせき)は免れない」と謝罪した。

 

 同本部によると、停職1カ月の男性消防司令補(44)は昨年7月ごろ、筋トレ中にボクシンググローブを装着して30代の男性隊員の肩を殴った。今年5月には同隊員を突き飛ばし、消防車両に接触させ腕に打撲をさせた。弁護士らでつくるハラスメント調査委員会が10月、パワハラ行為を認定した。監督責任を問い、上司5人を厳重注意とした。

 

 戒告となった男性消防士長(35)は今年5月の非番日に市内の飲食店に同僚2人と入店。女性店員にふざけて寸止めで肘打ちする行為を繰り返していたところ、顔を覆っていた店員の手の上から、肘が顔に当たった。店員にけがはなかった。入店するまでに生ビール4杯、芋焼酎5杯、ハイボール3杯を飲んでおり、深酔い状態だったという。

 

 北田浩信次長兼八代消防署長は「危機感を持って重く受け止めたい」と述べ、ハラスメント防止強化や職場内研修を定期的に実施して、再発防止に努めるとした。

 

 

 

筋トレ中にボクシンググラブ装着し部下の肩を殴るパワハラ、
消防司令補を停職処分…熊本県八代市の消防本部

 

2025年11月12日() 11:53 読売新聞

 

 八代広域行政事務組合消防本部(熊本県八代市)は11日、部下に対するパワハラ行為があった消防司令補(44)を停職1か月、酒に酔って粗野な言動をとった消防士長(35)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 

 同本部によると、司令補は昨年7月、筋トレ中にボクシンググラブを装着して部下の肩を殴るなどした。士長は5月に飲食店で深酔いし、店員の女性とふざけている最中に女性の顔に肘を当てた。谷口研朗消防長は「服務規定を徹底し、信頼回復に全力で取り組む」との談話を出した。

 

 

 

職員2人を懲戒処分 パワハラと粗野な言動で 八代広域消防本部

 

2025年11月12日() 13:25 熊本日日新聞(水田智)

 

 熊本県・八代広域消防本部(八代市)は11日、職員に対するパワーハラスメントがあったとして男性消防司令補(44)を停職1カ月、酩酊[めいてい]して粗野な言動があったとして男性消防士長(35)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。いずれも10日付。

 

 消防本部によると、消防司令補は20247月ごろ、トレーニング中に部下の30代男性の肩を、ボクシンググローブを着けた拳で強打。今年5月ごろには、同じ男性を突き飛ばして消防車両に接触させ、右肩打撲のけがを負わせた。

 

 消防士長は5月、同僚2人と訪れた市内の飲食店で、泥酔した状態で女性従業員に肘打ちのまねをくり返し、肘が女性の体に当たった。飲食店から消防本部に苦情が寄せられた。

 

 指導や監督に欠けたとして、組織トップの谷口研朗消防長ら管理職5人を厳重注意とした。谷口消防長は「公務員としての自覚を欠き、社会人としてあるまじき行為で、住民の信頼を大きく損ねたことをおわびする」とのコメントを出した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ6月20日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 【独自】八代広域消防本部でパワハラか 上司から突き飛ばされ隊員がけが
これの続報です。
組織内でパワハラ、組織外で暴行。
公務員と言うより社会人として失格な粗暴ぶり。
この様な事案が突然に起きるとは考え難く、
以前から同様の事は起きていたと思います。
それを組織として看過していたのか容認していたのか知りませんが、
今般の事案に至ったのでしょう。

被害者の皆様へ
加害者への処分は決して重くありません。
反省もせず再発する可能性は十分にありますので要注意です。


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