2022年5月19日木曜日

“不適切言動”防ぐ研修制度を検討 県教委・佐藤博教育長<岩手県>

“不適切言動”防ぐ研修制度を検討
 県教委・佐藤博教育長<岩手県>

 

2022年5月19日() 18:47 岩手めんこいテレビ

 

岩手県の岩泉高校で、45歳の男性教諭が生徒や同僚へ不適切な言動を繰り返し、懲戒免職された問題で、県教育委員会の佐藤博教育長が謝罪し、今後研修制度について検討する考えを示した。

 

この問題は、岩泉高校に勤務していた45歳の男性教諭が、2020年4月から2022年3月にかけ、不適切な言動で生徒の人格を傷つけたり、他の教員を恫喝し職場の秩序を乱したりしたとして懲戒免職されたもの。

 

県教育委員会の佐藤博教育長は、5月19日の定例会見で「生徒に対する暴言やハラスメントの根絶に取り組む中、遺憾だ」として謝罪した。

 

そのうえで、10年ごとに講習などを義務付けた「教員免許更新制」が廃止された中、教員の資質の向上のため、研修制度を検討していくと述べた。

 

県教育委員会 佐藤博教育長

「どのような形で研修を継続していくか、対応を検討しているところ。不祥事の撲滅についても盛り込んでいきたい」

 

佐藤教育長は「今回のような事案が二度と起こらないよう、各学校での組織管理のあり方も検討していきたい」と話した。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ5月18日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 暴言・セクハラ繰り返す 生徒、同僚にも 45歳高校教諭を懲戒免職/岩手 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
当該事案に関わらず不適切発言の内容については
社会情勢の変化に伴い不適切となった内容と
人として言ってはならない内容とがあります。
社会情勢の変化に伴う不適切な内容であれば
本来は知識や常識として理解しているべきでありますが、
それが欠けていてもある程度は教育によって補完出来ます。
しかし、人として言ってはならない内容についての発言は
発言者の人間性に基づくものなので、
それを教育だけでどうにかするのも難しいでしょう。
勿論、教育効果が全く無いとは言い切りませんが、
授業中に性的な発言をしたり、同僚に密告は許さない発言は
教育で修正出来る範疇ではないと考えております。
行政の責任者として何らかの手を打たなければならないのでしょうし、
その為の広報も必要なのは分かりますが、
あまりにも通り一遍の内容過ぎていると感じてます。

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