2022年5月20日金曜日

高校野球部で監督らの体罰発覚 「暴言で練習出られない」と相談

高校野球部で監督らの体罰発覚
 「暴言で練習出られない」と相談

 

2022年5月20日() 14:51 テレビ静岡

 

静岡・沼津市の高校の野球部で、監督やコーチなどによる体罰や暴言があったことがわかった。

 

飛龍高校によると、5月、野球部の部員から「監督の暴言で練習に出られない」と学校に相談があった。

 

調査の結果、60代の男性監督だけでなく、40代の男性コーチと20代の男性副部長による体罰や暴言が、2021年度以降であわせて7件確認された。

 

部員の頬を平手打ちしたり、差別的なあだ名をつけたということで、学校側は3人の処分を検討している。

 

また、30代の男性教師が2年間でおよそ150万円の部費を着服したとして、学校は懲戒免職処分とした。


《カウンセラー松川のコメント》

暴言と体罰が継続。
暴言はニュースからですと論外な内容。
では、平手打ちの原因は何だったのでしょうか?
人間の身体に打撃をするのは暴力です。
これが許されるのは正当防衛だけです。
では、罰を与えるのは許されているのでしょうか?
人は言葉では改まらない場合や叱責では済まない事案があります。
この様な時に何らかの罰を与えますが、
それは懲戒権に基づくものです。
では、教員や学校関係者に懲戒権があるのでしょうか?
この部分が明確になっていない為に、
懲罰そのものが問題化する場合もあります。
「体罰はダメだ」ならば、体罰以外の罰は良いのでしょうか?
勤め人となりますと、勤め先の規程で懲戒されることがあります。
それは懲戒が規定されているからです。
しかし、児童生徒に対する懲戒に関する規程が無ければ
厳密には懲戒は出来ません。
しかし、教育機関だからと言って一切の懲戒権を否定したら
教育現場での維持管理も難しくなるでしょう。
体罰云々ではなく、懲戒行為自体をきちんと議論するべきではないでしょうか?

被害者の皆様へ
好きだからこそ続けたい部活動にて
管理監督者から人格否定されるのは非常に辛く厳しい事だと思います。
本来有ってはならない行為ですが、現実に起きてしまっています。
もしも、まだ部活動を継続される意思がございましたら、
最後まで続けて欲しいと思います。

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