2022年11月25日金曜日

大和市長パワハラ問題 問責決議を全会一致で可決 証言拒否は「不誠実」

大和市長パワハラ問題 問責決議を全会一致で可決
 証言拒否は「不誠実」

 

2022年11月25日() 23:31 神奈川新聞

 

 昨年4月に任期途中で神奈川県大和市の副市長を辞職した金子勝氏(65)が、大木哲市長(74)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと告発したことを巡り、大和市議会は25日、調査特別委員会が取りまとめた最終報告案と大木市長に対して問責決議案を提案した。いずれも全会一致で可決した。

 

 最終報告では、実態把握のために実施した管理職アンケートや参考人聴取の結果、理不尽な理由で叱責(しっせき)したり、降格を示唆したりする大木市長と井上昇副市長(72)の行為は「パワハラ傾向が推認でき、長期間にわたり職場環境が悪化している」と結論付けた。

 

 問責決議では、大木市長が係争中の名誉毀損などの民事裁判やアンケートの回答用紙破棄を理由に証言拒否を貫いた態度を「不誠実な対応」と非難。市議会を冒涜(ぼうとく)し、市政を混乱に陥れた責任を問うとした。

 

 同市では過去30年間で市長への問責決議は初めて。決議に法的拘束力はない。問責決議の採決に当たり、最大会派の自民を除き6会派の代表が討論に立った。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月8日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 大和市議会 大木市長を問責決議へ パワハラの調査に「不誠実」批判 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
民主主義により首長は選ばれているのですから、
議会と言うもう一つの民主主義を尊重するのが
首長のあるべき姿だと思います。
しかも自身の問題についての対応で「係争中の案件につき回答できない」では
議会を蔑ろにしていると受け取られても止む無しでしょう。
自身が潔白であるならば、その様に主張すれば済むだけだと思うのです。
法廷戦術の関係で答えないのであるなら、
それは「御自身の主張が真っ向勝負では負ける」
即ちパワハラを否定するには巧みな技が必要だからなのでしょう。
ここまで市長の加害が濃厚と思わせてしまう事が、
法廷外での戦術で失敗だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿