複数の部下を大声で怒鳴るパワハラ 徳島県警が警部を処分
2022年11月9日(水) 18:01 毎日新聞(植松晃一)
徳島県警は9日、部下を大声で怒鳴るといったパワーハラスメント(パワハラ)を繰り返していたとして、県内の警察署に勤務する男性警部を本部長注意処分とした。
県警監察課によると、警部は7~10月に複数回、職場の警察署内で執務時間中、部下が自分が考えるような仕事をしてくれないとして、大声で怒鳴った。怒鳴られた部下は複数おり、他の署員もいる職場で暴言ともとれる激しい叱責を受けていたという。県警本部へ匿名の内部通報があり、調査の結果、不適切な言動と認定した。
徳島県警が今年度、パワハラで職員を処分したのは3件目という。
《カウンセラー松川のコメント》
叱責の理由が「自分が考えるような仕事をしてくれない」。
これは組織責任者としての考えなのか、個人的な見解なのか、
どちらの観点かで判断も変わって来ると思います。
しかし、叱責された部下が全て業務遂行上で問題があったとは考え難いので、
加害者の個人的な見解で行われていたのではないかと思います。
また、どの様な理由があっても大きな声での叱責は
職場の雰囲気を悪化させる事が多いので、
余程の事でもなければ大声での叱責は控えた方が良いと思います。
被害者の皆様へ
懲戒処分をされた事でパワハラは収まると思いますが
人はそう簡単に変われるものでもありませんので
再発する可能性もあります。
もしも再発した場合には遠慮無く通報して構わないでしょう。
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