神奈川の県立学校 「セクハラ被害」の生徒は87人
2022年11月9日(水) 22:11 神奈川新聞
神奈川県教育委員会は県立学校でのセクシュアル・ハラスメント被害について、2022年度の第1回アンケート結果をまとめた。自身や他の生徒が被害を受けたと答えた生徒は計87人(前年度同期比43人減)だった。県教委は引き続き啓発などに取り組む考え。
対象は県立高校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部の生徒約11万8400人で、インターネットで7月までの被害状況を尋ねた。無記名回答可能で学校名の明記を求めた。
被害状況は「自身が受けた」が41人(前年度同期比25人減)、「他の生徒が受けた」は46人(同18人減)。この41人のうち、セクハラ行為者は先生19件(同10件減)、生徒21件(同2件減)、部活動指導者1件(同1件増)。被害内容(複数回答可)は「性的なからかいや冗談などを言われた」と「必要もないのに体を触られた」がそれぞれ11件だった。
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神奈川県立学校セクハラ調査 前年より減少
「学校外での悩み」も53件
2022年11月8日(火) 13:41 テレビ神奈川
神奈川県立学校の生徒を対象とした、セクハラ被害に関するアンケート結果が公表されました。学校生活でのセクハラは前年より3割余り減少したものの、学校生活以外での悩みが53件に上ったことがわかりました。
アンケートは神奈川県立学校に通う全ての生徒を対象に神奈川県教育委員会が実施し、ことし4月から7月までの調査結果がまとめられました。
それによりますと、セクハラの被害があると回答したのは140件でこのうち学校生活の中で自分自身、または他の生徒が被害を受けたのは、去年の同じ時期より43件少ない87件でした。
セクハラの主な内容は「必要もないのに体を触られた」、「性的なからかいや冗談などを言われた」などでした。
また、今回から新たに「学校生活以外でのセクハラ」についても調査が追加され、「悩んでいたり困っていたりすることがある」と回答したのは53件にのぼりました。
内容は「痴漢」が最も多く、次いで「過去の被害」や「不審者」などとなっています。
《カウンセラー松川のコメント》
減少した結果とは言え、相変わらず教員からのセクハラが起きているとのこと。
加害者がセクハラの認識があるのか分かりませんが、
この数値は高いと認識してください。
セクハラを含めハラスメントは被害者の受け取り方次第の面もありますので、
「そんなつもりは無かった」との言い訳が通用しない事も多々あります。
被害者の皆様へ
一人で抱え込まずに被害に遭った時は誰かに相談しましょう。
黙っている事は被害を増やしたり拡大する可能性が高いですので。
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