大和市議会 大木市長を問責決議へ
パワハラの調査に「不誠実」批判
2022年11月8日(火) 19:18 テレビ神奈川
自身のパワハラ疑惑の調査をめぐり、大和市の大木哲市長が証言の拒否など「不誠実な協力姿勢を貫き通した」として、市議会の調査特別委員会は市長への問責決議案を提出することを決めました。
大和市の大木市長をめぐっては去年、当時の副市長がパワハラが収まらないとして抗議の辞職をし、市議会が委員会を立ち上げて調査をしていました。
その中で委員会は「大木市長のパワハラと思われる傾向で、職場環境が著しく悪化している」と結論付け、12月にも調査を終結させるとして7日報告書をまとめました。
一連の調査では大木市長も参考人招致に出席しましたが、前副市長を訴えて裁判をしていることや、職員のパワハラアンケートの原本が閲覧できなかったことなどを理由に証言を拒否する場面が多く、委員会は「市政の混乱や市議会に対しての不誠実な対応について、その責任を強く問う」と批判して、大木市長に対する問責決議案をまとめました。
問責決議案は、11月25日の市議会に提出され可決される見通しです。
神奈川・大和市長パワハラ問題
市議会特別委が最終報告 市長の問責決議へ
2022年11月7日(月) 21:21 神奈川新聞
大和市副市長を昨年4月に辞職した金子勝氏(65)が大木哲市長(74)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと告発したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は7日、最終報告案をまとめ、12月定例会で大木市長に対して問責決議案を提案することを決めた。トップへの問責決議は、同市では確認できる1992年度以降で初めて。法的拘束力はないが、全会一致で可決される見通し。
21回目となったこの日の調査特別委で最終報告案が了承された。大木市長と井上昇副市長(74)のパワハラ傾向を推認した中間報告に、金子氏への2度目の参考人招致でのやりとりや、ハラスメント行為を禁止する条例策定などの取り組み状況を追加した。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ6月10日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 神奈川の大和市長パワハラ疑惑 「傾向あったと推認できる」 市議会が調査の中間報告 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
最終報告が纏められたので、これで調査は終結となり、
今後は議会全体としての動きになるのでしょう。
その第一弾として、市長の問責決議が審議されます。
現状からすると、全会一致かは分かりませんが、可決は濃厚でしょう。
被害者の皆様へ
議会も調査が完了して、これに基づき新たな動きがありますので、
そこにも期待して良いと思います。
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