2022年11月9日水曜日

「死ねや」「殺していいけ」上司から暴言・暴行などのパワハラ 元警察官の男性が訴えを取り下げ

「死ねや」「殺していいけ」上司から暴言・暴行などのパワハラ
 元警察官の男性が訴えを取り下げ

 

2022年11月9日() 18:34 石川テレビ

 

石川県警の元警察官の男性が上司から暴言や暴行などのパワーハラスメントを受けたとして、石川県に対し損害賠償を求めた裁判で、男性が8日付で訴えを取り下げたことが分かりました。

 

この裁判は2018年、大聖寺警察署に勤務していた元警察官の20代の男性が、上司から「死ねや」「殺していいけ」などの暴言や殴る蹴るなどの暴行を受けるパワーハラスメントの被害にあったとして、石川県に対し慰謝料など300万円を求めたものです。先月11日に開かれた初弁論で、県は請求の棄却を求めていました。

 

男性は、弁護士を選任しない本人訴訟をしていましたが、自己都合により続けることが難しくなったなどとして、8日付で訴えを取り下げました。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ10月11日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 警察内でパワハラか…元警察官の20代男性が県に慰謝料300万円求めた裁判 県は請求棄却求める (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
被告には法廷闘争に長けた弁護士が付いているので、
本人訴訟で闘うのは難しいでしょう。
しかも、パワハラ加害の証拠が無く、唯一原告が疾病しているだけです。
裁判に臨む以上は証拠や証人が揃っていないと不利ですから。
原告は誰かに「この状態で勝訴は難しい」と諭されたのかも知れません。

被害者の方へ
訴訟を取り下げるのは悔しいと思います。
しかし無理に訴訟を進めるよりも、勇気ある撤退だったと評価します。

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