2024年5月10日金曜日

暴行や10万円要求 相馬広域消防、パワハラで免職など2人処分

暴行や10万円要求 相馬広域消防、パワハラで免職など2人処分

 

2024年5月10日() 17:59 毎日新聞(尾崎修二

 

 福島県北東部の4市町村を担当する相馬地方広域消防本部は10日、後輩職員に暴行や暴言などを繰り返すパワハラ行為があったとして、男性職員2人を処分したと発表した。懲戒として消防本部の消防司令補の男性(42)を免職、相馬消防署新地分署の消防司令補の男性(44)を停職6カ月とし、分限として新地分署の男性の職位を下げた。9日付。一連の問題発覚から処分は34人目。

 

 同消防本部によると、免職の男性は、救助訓練を指導した後輩職員らに10万円を要求し受け取る「邪魔だ」と言って下半身を蹴る――など多数のパワハラが認定された。昨年の第三者委員会による調査開始後は、後輩に何度も接触し、自分が有利になるよう働きかけを試みていた。

 

 新地分署の男性は、日常的に頭や肩を殴る▽火災出動時に頭を腕で締め上げる「ヘッドロック」を掛ける▽掃除機を投げつける――などがあった。2012年度に上司から後輩への言動について指導を受けていたが、その後も暴言や暴行を長年繰り返した。2人とも、強度の心的ストレスで後輩職員を病気休暇に追い込んでいた。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

パワハラで懲戒処分 福島・相馬消防本部の消防職員2
 後輩指導に現金要求 日常的に暴力や暴言
  

 

2024510日(金) 19:30 福島テレビ

 

後輩にパワーハラスメントを繰り返していた福島県相馬消防本部の消防職員2人を懲戒処分とした。

 

相馬消防本部によると、42歳の消防司令補は、指導の見返りに現金を受け取るなど複数の後輩職員に金銭を要求して懲戒免職の処分を受けた。

また、停職6カ月の処分を受けた新地分署の44歳の消防司令補は、後輩職員に対して、日常的な暴力と「使えない」「辞めろ」などの暴言を繰り返していたということだ。

 

パワハラを巡る懲戒処分はこれで4人目で、相馬消防本部では別の5人についても同様の行為があったとみて調査を進めている。

 

 

 

【「穴開けちまうぞ」とドリルの刃を顔に向け…】
パワハラで職員2人を懲戒処分相馬消防本部
 日常的な暴言、暴行も【福島県】

 

2024年5月10日() 18:31 福島中央テレビ

 

相馬地方の消防本部でパワーハラスメントがあった問題で、新たに職員2人が免職や停職などの懲戒処分となりました。

 

パワハラで処分を受けたのは相馬消防本部の42歳の男性消防司令補と、相馬消防署新地分署の44歳の男性消防司令補の2人です。相馬消防本部によりますと、2人は2012年度から、後輩職員に向かって「穴開けちまうぞ」とドリルの刃を顔に向けたり、現金合わせて12万円を脅し取ったりしたほか、暴言や暴行などを日常的に行っていました。第三者委員会の報告を受けた相馬消防本部は9日付けで、42歳の男性消防司令補を免職に、44歳の男性消防司令補を停職6か月などの懲戒処分にしました。相馬消防本部では先月にも職員2人が処分を受けていますが、このほかにも5人からパワハラを受けたという訴えがあり、引き続き調査を進めています。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ4月23日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「早く辞めろ」「死ねばいい」日常的な暴行と暴言…パワハラで消防職員2人を懲戒処分【福島県】 (mms119.blogspot.com)
これの続報です。
パワハラ加害者として4人が認定され、先に2人処分が科せられましたが、
残り2人についても処分を行ったとのこと。
これで、加害者認定された全員が処分されたことになります。
強請タカリをしたうえに、調査が始まると揉み消し工作。
本当に質の悪い加害者です。
罪を認め潔く処分されるならばともかく、この様な卑劣感に公務員を務めさせるのは、
地域の恥、国の恥です。

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