2024年5月21日火曜日

▼同じ部署の職員のミスを長時間叱責やパソコン内のデータ消去する「パワハラ」 課長級や係長級ら職員3人を減給・戒告などの懲戒処分 宮城・南三陸町

同じ部署の職員のミスを
長時間叱責やパソコン内のデータ消去する「パワハラ」
 課長級や係長級ら職員3人を減給・戒告などの懲戒処分
 宮城・南三陸町

 

2024年5月21日() 19:16 東北放送

 

南三陸町は、21日ミスをした同じ部署の職員に長時間、叱責を繰り返すなどのパワハラ行為をしたとして係長級と課長級の職員2人を減給などの懲戒処分としました。また、同様の行為をしたとして男性職員1人を訓告処分としました。

 

南三陸町によりますと懲戒処分を受けたのは係長級の40代の男性職員と課長級の50代の男性職員です。

 

町は、この2人の所属を明らかにしていませんが、特定の職員1人に対し仕事でミスをしたことを長時間に渡って叱責したり、この職員の使っていたパソコン内のデータを消去したりするなどのパワハラ行為を繰り返していたということです。

 

去年秋にパワハラを受けた職員から町に報告があり、発覚しました。町は事実関係を確認し、係長級の職員を減給(10分の12ヶ月課長級の職員を戒告処分としました。

 

処分された職員は「指導の範囲内だった」などと話しているということです。

 

また、60代の男性職員も同じ職員にパワハラをしたとして21日付で訓告の処分を受けました。

 

南三陸町では、去年も別の職員がパワハラで懲戒処分されていて、町は「職員への研修をしてきたが認識の甘い部分があった。今後このようなことがないよう再発防止に努めたい」としています。

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