2024年5月2日木曜日

▼育休明け部下に「今までさぼっていた」 海保管理職をパワハラで処分

育休明け部下に「今までさぼっていた」
 海保管理職をパワハラで処分

 

2024年5月2日() 20:00 朝日新聞(福留庸友)

 

 育休明けの部下に「今までさぼっていたんだから」との暴言を浴びせるパワハラをしたとして、第2管区海上保安本部は2日、八戸海上保安部(青森県八戸市)の管理職で3等海上保安監だった男性(59)を減給3カ月(5分の1)の懲戒処分にし、発表した。

 

 発表によると、男性は20207月~212月ごろ、育児休業明けの20代男性部下に「全部やらせればいいんじゃない。今までさぼっていたんだから」と暴言。別の20代男性部下には「業務書類の作成は勤務時間外にやれ」と威圧し、マスクを正しく着用していないと考えた60代男性部下には「マスクから鼻を出しているやつは閉じ込めておけ」と侮辱したという。

 

 このほか、青森海上保安部(青森市)の3等海上保安正だった男性(35)もパワハラをしたとして同じ内容の懲戒処分とした。

 

 男性は2012月~217月ごろ、20代男性部下に、別の上司の面談を受ける前、職場の実情を話さないよう「ここで言ったら、これからの海上保安官人生で一生背負っていかなきゃなくなるぞ」と脅した。部下から書類作成が負担であるといった趣旨の発言を聞いた際には「もう作成しなくてもいい」と威圧し、その後の数日、部下に謝罪を繰り返させ、仕事を与えなかった。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「同じミス3回目は許さない」「サボってた分全部やらせればいい」
パワハラ・育ハラ職員処分 青森・八戸海保

 

2024年5月2日() 18:08 青森放送

 

青森と八戸の海上保安部でパワーハラスメントや育児ハラスメントがあったとして2人の職員が減給処分を受けました。

 

減給3か月の懲戒処分を受けたのは当時八戸海上保安部に勤務していた59歳の男性3等海上保安監です。20207月からおよそ8か月間、3人の部下に「鼻マスクをしている奴は閉じ込めろ」「業務書類は勤務時間外に作成しろ」などと発言したパワーハラスメントを行いました。また育児休業から復帰した職員には「サボってた分全部やらせればいい」などと発言し育児ハラスメントをしました。

 

一方、青森海上保安部でも当時35歳の男性3等海上保安正が減給3か月の懲戒処分を受けました。202012月からおよそ8か月の間に部下2人に対して「同じミス、3回目は許さない」「職場環境のことを言ったらお前の海上保安人生で一生背負うことになる」などとパワハラや口止めをしました。2人の処分を受けて山戸第2管区海上保安本部長は「重く受け止め再発防止策に取り組みます」とコメントしています。

 

 

 

育児休業を取得した部下に
「今までさぼっていたんだから全部やらせればいい」など…
 青森海上保安部・八戸海上保安部の男性職員2人が懲戒処分

 

2024年5月3日() 12:02 青森テレビ

 

部下に対するパワーハラスメントや、育児ハラスメントがあったとして、第二管区海上保安本部は、青森と八戸の海上保安部に所属していた男性2人を懲戒処分しました。

 

処分を受けたのは、八戸海上保安部に所属していた59歳の3等海上保安監で、第二管区海上保安本部によりますと、20207月ごろから約8か月の間、3人の部下に暴言などのパワハラをしたほか、育児休業を取得した1人に対し、「今までさぼっていたんだから全部やらせればいい」などの発言をしたということです。

 

また、青森海上保安部に所属していた35歳の3等海上保安正は、202012月ごろから8か月の間に部下2人に対し、職場環境についてほかの上司からの面談を前に、「言ったらこれからの海上保安官人生で一生背負うことになる」など口止めをしたということです。

 

処分について、第二管区海上保安本部の山戸義勝本部長は「重く受け止め、再発防止に取り組む」とコメントしています。


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