2024年5月21日火曜日

▼患者や家族からのハラスメントの対応策で県病院局が新たな指針

患者や家族からのハラスメントの対応策で県病院局が新たな指針

 

2024年521日(火) 08:38 NHK

 

働く人たちが利用客などから迷惑行為をうける「カスタマーハラスメント」への対応が全国的な課題になるなか、県病院局は、県立病院の職員が患者やその家族からハラスメントを受けた場合の対応策を定めた新たな指針をまとめました。

 

「カスタマーハラスメント」、いわゆる「カスハラ」への対応が全国的な課題になるなか、県立病院でも患者や家族などから暴言をあびせられたり抱きつかれたりするといった、いわゆる「ペイシェントハラスメント」があったとして、県病院局は職員の対応策を定めた新たな指針をまとめました。

このなかでは「ペイシェントハラスメント」について、暴言や暴力、セクハラのほか脅迫やSNS上でのひぼう中傷など、9つのパターンが該当するとしています。

そのうえでハラスメントに対しては複数の職員で対応することや毅然と対応すること、それに暴力行為や脅迫があった場合は警察に通報することなどを主な対処方針としています。

県病院局は今後、この指針を県立病院に周知し、それぞれの病院が具体的な対応マニュアルを作るということです。

県病院局の担当者は「不快な思いをしている職員もいるので、組織で対応することを明確にし安全で、働き続けられる職場をつくっていきたい」と話しています。

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