後輩隊員の胸ぐらをつかむ 陸自岩手駐屯地が2等陸曹を戒告
2024年5月20日(月) 18:53 河北新報
陸上自衛隊岩手駐屯地(岩手県滝沢市)は20日、後輩隊員に暴行したとして、東北方面特科連隊の40代の2等陸曹を戒告の懲戒処分にしたと発表した。同駐屯地によると、陸曹は2018年10月~19年5月ごろ、後輩隊員を指導する際に胸ぐらをつかむなどした。19年11月に公益通報で発覚した。
後輩に暴行の40代2等陸曹を戒告の懲戒処分
指導の際に胸ぐらをつかむ 陸上自衛隊岩手駐屯地
2024年5月20日(月) 21:41 岩手めんこいテレビ
陸上自衛隊岩手駐屯地(岩手県滝沢市)は2024年5月20日、職場の後輩に暴行を加えたとして、40代の隊員を戒告の懲戒処分としました。
一方で、加害者の性別や暴行の回数など、詳細は明らかにされていません。
戒告の懲戒処分を受けたのは、東北方面特科連隊に所属する40代の2等陸曹です。
陸上自衛隊岩手駐屯地によりますと、40代の2等陸曹は2018年10月ごろから、2019年の5月ごろにかけて、職場の後輩にあたる隊員を指導する際に、複数回に渡り胸ぐらを掴むなどの暴行を加えたとされています。
2019年11月29日に、自衛隊内部の法令違反などを窓口に通報する「公益通報」により、暴行が発覚。
自衛隊の聞き取りに対し40代の2等陸曹は、「早く一人前になってほしかった」と動機について述べた上で、行為を認めて反省の態度を示しているということです。
また、現在(5月20日時点)も自衛隊での勤務を継続しているということです。
隊員の懲戒処分を受け、河内祐介東北方面特科連隊長は、「隊員がこのような不祥事を起こしたことを重く受け止め、おわび申し上げます。今後、これまで以上にハラスメントに対する指導を徹底し、規範意識の向上を図り再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
一方、これまで陸上自衛隊岩手駐屯地が隊員の懲戒処分を公表する際は、処分された隊員の性別が示されていましたが、防衛省の規定にのっとり、隊員の特定につながる可能性があるとして、今回から非公表としています。
これに伴い、指導に関する内容や被害を受けた隊員の人数、暴行の回数も明らかにされていません。
指導中に後輩の胸ぐらつかむなど暴行加えた40代隊員を戒告の懲戒処分
公益通報制度で5年半前に発覚 陸上自衛隊岩手駐屯地
2024年5月20日(月) 13:16 岩手放送
陸上自衛隊岩手駐屯地に所属する隊員が、指導する後輩の胸ぐらをつかむなどの暴行を加えたとして、20日付で戒告の懲戒処分となりました。
戒告の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊岩手駐屯地東北方面特科連隊に所属する2等陸曹の40代の隊員です。
この隊員が30代だった2018年10月ごろから翌年5月ごろまでの間に、指導中に後輩隊員の胸ぐらをつかむなどの暴行を加えました。公益通報制度によって今から約5年半前の2019年11月29日に発覚したもので、事案の調査や処分内容を判断するため、処分までに時間を要したということです。
また、処分を受けた隊員の性別をはじめ、この隊員によるその他の暴行や暴行を受けた後輩の性別・人数などについては、防衛省の懲戒処分に関する規定を理由に明らかにされませんでした。
東北方面特科連隊長の河内祐介1等陸佐は「今後はこれまで以上にハラスメントに関する指導を徹底して規範意識の向上を図り再発防止に努めて参ります」とコメントしました。
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