2022年4月11日月曜日

不正運用にパワハラ・・・ヴォルターズ虚偽記載で処分【熊本】

不正運用にパワハラ・・・ヴォルターズ虚偽記載で処分【熊本】

 

2022年4月11日() 19:06 熊本県民テレビ

 

熊本ヴォルターズが故障者リストに虚偽の記載をしていた問題で、Bリーグは11日、制度の不正運用などを認定し社長の西井辰朗氏と運営会社に制裁金を課すなどの処分を決定した。

 

Bリーグの規約では故障者リストには同時に2人まで登録でき、その期間、代わりの選手を登録できる。

 

Bリーグの調査によると、2020年11月、熊本ヴォルターズの西井辰朗社長がひとりの所属選手に対して、ケガをしていないにもかかわらず契約解除をちらつかせて故障者リストの登録への同意を強制したという。

 

Bリーグは「選手に対するリスペクトを大きく欠くとともに選手の権利および尊厳を著しく侵害する」と指摘。さらに「制度の悪用はスポーツの公平さ、公正さを傷つける悪質な行為」として西井氏に制裁金150万円とけん責処分、運営会社にも制裁金250万円とけん責処分を下すことを決定した。

 

熊本ヴォルターズの運営会社、熊本バスケットボールの住永栄一郎会長はKKTの取材に対し「被害に遭われた方に心よりお詫び申し上げる。本事案を真摯に受け止めて、再発防止に努めて参りたい」とコメントした。

 

熊本バスケットボールが13日に行う会見には西井氏本人も出席する予定で西井氏の処遇など今後の対応が注目される。

 

Bリーグの島田慎二チェアマンは「本事案は西井氏が主導しクラブが十分に監視できなかったのが原因。積極的に組織改善がなされることを強く期待している」とコメント。今後、アリーナ構想などへの影響が懸念される。


《カウンセラー松川のコメント》

「勝ってナンボ」のプロスポーツチームですから、
この様な不正が起きても不思議ではないと思います。
当然の事ですが、不正ですから悪事ですし、やってはダメです。
故障者とされた選手も好条件と引き換えではなく、
強要されての偽故障者に仕立て上げられたのですから、
二重被害ですね。
最近では未成年者アマチュア運動競技でも
勝利至上主義が横行しているだけに
プロスポーツではルールくらい守って欲しいものです。

被害者の方へ
選手登録と言う競技出場に一番大切な者を人質に取られての強要では
逆らうのも難しく苦悩されたことと思います。
しかし、この様な被害に遭われたからこその経験を
後進育成やクラブ運営に活かして良き先輩となって欲しいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿