2022年4月19日火曜日

障害者に暴言・やけど負わすパワハラ 水道局の男性職員ら処分 研修講師の「セクハラ」指摘から調査 神戸市

障害者に暴言・やけど負わすパワハラ
 水道局の男性職員ら処分
 研修講師の「セクハラ」指摘から調査 神戸市

 

2022年4月19日() 19:09 朝日放送テレビ

 

 神戸市水道局の職員が、パワハラなどで懲戒処分です。

 

 停職の懲戒処分を受けたのは、神戸市水道局に勤務する男性職員3人と、その上司らです。

 

 3人は去年4月以降、難病により身体障害がある男性職員(50代)の口ぶりをまねたり、「はげ」や「ポンコツ」などと暴言を吐いたりしたほか、居酒屋で鍋に入ったくずきりを首筋に落とし、やけどを負わせたということです。

 

 去年11月、水道局でのマナー研修中にこの職員らが性的な話をしていたことから、女性講師が「セクハラにあたる」と指摘。

 

 市が調べると、ほかの職員に対してもパワハラをしていた疑いがあったことから、第三者委員会が設置され発覚しました。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

神戸市職員を処分 外部講師のそばでわいせつ発言など/兵庫県

 

2022年4月19日() 20:43 サンテレビ

 

研修中に外部講師のそばでわいせつな発言をしたなどとして、兵庫県の神戸市は男性職員を停職3日間の懲戒処分にしたと発表しました。

 

停職3日間の懲戒処分を受けたのは、神戸市水道局の40代と50代の男性職員2人です。

 

神戸市によりますと2人は、202111月にマナー研修が開かれた際に女性講師が近くにいるにもかかわらず「性的なサービスを行う店を利用した」などとわいせつな発言をしたということです。

 

また、2人は別の男性職員とともに、障害がある同僚の男性職員の外見を性的な言動でからかうなどを繰り返していました。

 

被害を受けた男性職員から「これ以上処分をしないでほしい」という内容の嘆願書が出されたということで、神戸市は、職場の秩序を乱したなどとして、管理職を含む男性職員合わせて5人を停職処分としています。

 

 

 

煮えたくずきり、障害ある同僚の首に 吃音口まね 神戸市職員処分

 

2022年4月19日() 21:32 毎日新聞(山本真也

 

 神戸市は19日、水道局の職員3人が言葉が思うように話せず障害のある50代の同僚職員に対し、吃音(きつおん)の口まねや、高温の食材を首筋に落としてやけどを負わすなどの行為をしたと発表した。

 

 市水道局第三者調査委員会(委員長・中村真弁護士)の報告書によると20206月、居酒屋であった懇親会で職員(54)は煮えたぎったくずきりを被害職員の首筋に落としてやけどを負わせた。21412月には、48歳と58歳の職員も加わり、被害職員の口まねをしてからかい、頭頂部を指して「はげ」「はげつる」と発言。仕事でミスをすると「死ね」「ぽんこつ」と罵倒した。「どうせ病気で死ぬんやったら、保険金が俺に入るようにしとけよ」との暴言もあった。

 

 被害職員は難病を罹患(りかん)していた。頭髪の薄さや認知機能の低下、吃音は難病が原因の可能性があり、第三者委は「許されざる人権侵害行為だ」と指摘した。

 

 2111月にあった女性講師によるマナー研修で職員によるセクハラ発言があり、市は第三者委を設置。職場への聞き取り調査で被害職員への行為が発覚した。市は19日、一連の行為などで職員3人のほか、監督責任として上司の係長(58)と課長級職員(61)も停職315日の懲戒処分とした。

 

 職員らは行為について「コミュニケーションの一環だった」と説明。被害職員も「いじめ行為ではない」とし、同僚の処分を求めない嘆願書を出していた。市の担当者は「やけどの診断書はなく、いじめの認定は難しいと判断した」と説明。暴言で職場の秩序を乱したことなどを処分理由とした。


《カウンセラー松川のコメント》

外部講師が居る場でセクハラ発言が出来る段階で
真っ当な神経ではないと思います。
そして、今般の加害行為はパワハラでも虐めでもなく
暴行です。
そして加害者は相変わらず「コミュニケーションの一環だった」と
陳腐化した言い訳を平然としています。
被害者からは嘆願書が出ているとのことですが、
これも誰かに因果を含められたか、大人の事情によるもので
被害者本心とは思えません。
しかし、役所としてはとっとと片付けたいので、
被害者の嘆願書を理由にさっさと始末して終わらせてしまうのでしょうね。

被害者の方へ
人間は大なり小なり不都合な器官を有してます。
だから障害を持っている事で権利を放棄しないでください。
人として対等に接して貰えるのですから、
この様な暴行に対して臆さないでください。

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