2022年4月19日火曜日

【山口】女子フットサル「ミネルバ宇部」 マネージャー兼トレーナーがパワハラ受けたと訴え

【山口】女子フットサル「ミネルバ宇部」
 マネージャー兼トレーナーがパワハラ受けたと訴え

 

2022年4月19日() 20:32 山口放送

 

 女子フットサルチーム、ミネルバ宇部のマネージャー兼トレーナーの女性が、チームの代表から言葉などによるパワーハラスメントを受け、休職せざるを得なくなったとして、チームを運営する法人などを相手取り19日、山口地方裁判所に損害賠償を求める訴えを起こした。

 

 訴えを起こしたのは女子フットサルチーム、ミネルバ宇部のマネージャー兼トレーナーの23歳の女性。

 訴状などによると、女性は去年2月チームを運営する法人に入った直後から、「相手のことを考えて行動できないのか」「休みが少ないとかほざくな」などの言葉や態度などによるパワーハラスメントをチームの代表から繰り返し受けたとしている。

 

 女性はことし7月、うつ状態と診断され、現在も休職中で、法人や代表などに対し、謝罪や慰謝料などを求めていた。しかし、これまでに誠意ある対応がなかったとして、チームを運営する法人と代表を相手取り慰謝料など500万円余りの損害賠償を求める訴えを19日、山口地裁に起こした。

 

(内山新吾弁護士)

「(本人は)自分のどこが悪いのか分からないままに、一方的に嫌われているという思いに駆られて。入ったばかりの自分がどうしたらいいのか分からない、これが気持ちの上できつかったと言っている。」

 

 法人と代表の代理人の弁護士は「訴状が届いていないので具体的なコメントは差し控える」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

「相手のことを考えて行動できないのか」
これは叱責や指導での常套句です。
子供相手ならばいちいち指摘して改善方法も示しますが、
大人相手だと「そのくらい自分で考えろ」ともなりますので
この発言を暴言と解釈するのは難しいです。
しかし、
「休みが少ないとかほざくな」
こちらは労働問題にも発展する内容なので聞き捨てならないです。
発言の背景が不明なので断定は出来ませんが、
この様な発言は経営者や管理監督者はするべきでないでしょう。

被害者の方へ
いろいろ大変な目に遭ったのだろうなと思いますが、
弁護士の談の段階で被害の軽さを感じてしまいます。
法廷外のことなので訴訟への影響は少ないと思いますが。

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