2022年4月29日金曜日

児童の目の前でプリント破り捨て、授業で孤立させる…20代教諭「やりすぎだった」

児童の目の前でプリント破り捨て、授業で孤立させる
…20代教諭「やりすぎだった」

 

2022年4月29日() 12:25 読売新聞

 

 神戸市立小学校の20歳代男性教諭が昨年5月、担任するクラスの男子児童から提出された課題プリントが白紙だったことを叱り、授業で意図的に孤立させるなどし、児童がショックで授業に出席できなくなっていたことがわかった。市教委は、不適切な指導だったとして教諭を今年3月29日付で口頭訓戒の処分にした。

 

 市教委によると、教諭は昨年5月10日、児童が算数の課題プリントを白紙で出したことを叱責(しっせき)。児童の見ているところで破り捨て、課題をやらなかったわけを説明しなかったという理由で、児童を同日の英語の授業で実施したゲームに参加させなかった。同12日も、児童が図工の課題を完成させなかった罰として、その後のパソコンの授業で機器を使わせなかった。

 

 児童は恐怖心を抱いて通常の登校ができなくなり、学年が終わる今年3月まで別室で授業を受ける状況が断続的に続いた。教諭は市教委に「やりすぎだった」と話したという。市教委は懲戒処分に当たらない訓戒にとどめた理由について、「過去の同種の処分とのバランスを考慮した」としている。


《カウンセラー松川のコメント》

課題を白紙提出して白紙の理由を説明しないとは大胆な児童ですが、
この児童が障害を持っていない限りは、保護者の責任も大きいです。
また、課題を理由無く白紙提出する障害を持っているならば、
普通学級への通学も再考を要します。
加害者である教諭が、児童の障害を把握していなかっさたとすれば、
これも保護者または学校側の責任でしょう。
多くの業務を処理しなければならない現代の教員に対して、
児童ひとり一人の事情を深く斟酌してま対応は無理です。
その後の対応について問題が有るとも言えますが、
そもそも論として、課題を理由無く白紙提出した件が発端ですから、
先ずは保護者の家庭での対応を問題視するべきだと思います。

被害者へ
課題はきちんと提出するのが義務です。
出来ない時はきちんと事情を説明しましょう。
それが難しいならば保護者に助けてもらいましょう。

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