首に絞めたロープを引っ張る パワハラで海士長を停職8カ月
海上自衛隊呉地方総監部
2025年9月26日(金) 17:29 中國新聞
海上自衛隊呉地方総監部(呉市)は26日、同僚隊員4人にパワーハラスメントをしたとして、掃海母艦ぶんごの20代の海士長を停職8カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同総監部によると、2023年3月24日、当時の所属部隊で、同僚隊員の首に絡めたロープを数回引っ張ったり、ゆるめたりするなどして身体的苦痛を与えた。他にも、25年2月から4月までの間、3回にわたって他の隊員の腹部を殴るなどの暴行を加えた。
《カウンセラー松川のコメント》
「同僚隊員の首に絡めたロープを数回引っ張ったり、
ゆるめたりするなどして」
これを「身体的苦痛を与えた」と称して、加害者を停職8カ月の懲戒処分。
一歩間違えれば殺人に至る様な行為を行なうだけでなく、
暴行まで行っても懲戒免職に出来ない職場。
それが海上自衛隊ならば、真っ当な人材は集まり難くなるでしょう。
これは海上自衛隊に留まらず、陸や空にも及ぶはずです。
人手が足りないから免職出来ないのは本末転倒。
一罰百戒で、真っ当な人材を集められる組織にしなければ、
将来的にも人手不足は続き、低質な隊員だけの組織に成り下がりますよ。
被害者の皆様へ
艦内と言う狭い世界の上に、航海へ出てしまえば、離れられない環境。
これでは、怖くて被害申告に躊躇するのも当然です。
その様な状況にも関わらず、懲戒処分に至らせたのは、
皆さんの勇気とも言えます。
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