古謝市長、前市政のパワハラ調査で第三者委設置意向
自身のセクハラ認定は無視 沖縄・南城市
2025年9月9日(火) 14:11 琉球新報
古謝景春南城市長は9日、前市長時代のパワハラ問題を調べる第三者委員会を新たに設置する意向を市議会で表明した。一方で、市の第三者委員会からセクハラを認定され、辞職を提言された自身の問題については、「やっていない」「(調査が)おかしい」などと記者団に繰り返し、第三者委の報告を無視する考えを示した。
古謝市長は9日の市議会一般質問で、「(瑞慶覧長敏前市長時代の)パワハラ問題が取り上げられなかったことが、私は疑問に思っている。職場環境はみんな守っていかなければいけないと考えているので、私も全力で(新たに立ち上げる)この委員会で改善を図りたい」と答弁した。
市長は取材に対し、数日前に市が設置した外部相談窓口に申告が寄せられたことを明らかにした。新たな第三者委は、税金を使って設置する考えも示した。
前市長時代の幹部(すでに退職)のパワハラを巡っては、市議会が昨年行った職員アンケートにも回答が寄せられていた。ただ、第三者委は、職員アンケートの回答が多岐にわたるため、9件と多数の被害申告があった古謝市長のセクハラを「最優先事項」として調査した経緯がある。
古謝市長に対しては、与党市議も「市政の混乱」を理由に辞任を検討するよう求めている。新たな第三者委を立ち上げようとする古謝市長の対応に与野党の市議は当惑しており、「問題をごちゃごちゃにすべきではない」「市長自身の問題に、まずけじめをつけるべきだ」と疑問の声が出ている。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ7月14日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 沖縄・南城市長のセクハラ疑惑、3度目の不信任決議案も否決 市長は続投へ
これの続報です。
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