2025年1月27日月曜日

鹿角市長のパワハラ12件認定を市議会に報告 「これから職員と仲良くやれるのか」議長が懸念 秋田

鹿角市長のパワハラ12件認定を市議会に報告
 「これから職員と仲良くやれるのか」議長が懸念 秋田

 

2024年1月27日() 19:35 秋田テレビ

 

秋田県鹿角市の関厚市長のパワーハラスメントを認定した第三者調査委員会の報告書が27日、市議会に提出されました。

 

第三者委員会の調査報告書によりますと、鹿角市の関市長の言動12件がパワーハラスメントに認定され、「誰かが責任を感じてビルの上から飛び降りたりする」「退職金をなくしてやる」「懲戒解雇だ」などの発言が確認されています。

 

27日に開かれた鹿角市議会全員協議会で、舛屋修美副市長が結果を説明しました。

 

説明を受けた戸田芳孝議員は「こういう結果が出た以上、市民のリーダーシップをとるのは難しい。職員からの信頼関係も失われてきている。今後この点についてどのように市政運営をやっていくのか」と市側に問いました。

 

これに対し、舛屋副市長は「ハラスメントのない環境の構築に努める。市長に熟考を求めたい」と話したほか、自身にも責任があるとして、給与の10%を1カ月分返納したいとの考えを示しました。

 

鹿角市議会の中山一男議長は「(市長が)全部自分が悪いんじゃなくて他に押し付けるようなことで本当にいいのかなと。これから本当に職員と仲良くやれるのか、これを私は一番懸念している。辞職勧告を出しても辞めなかった市長だから、どうするかはこれから議会の方々といろいろな話が出てくるのかな」と話しました。

 

鹿角市議会の2月定例会は130日から始まり、辞職の意向を示していない関市長との議論が注目されます。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ1月24日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: 「お前の退職金をなくしてやる」…鹿角市の関厚市長の言動 第三者委員会が12件をパワハラと認定 謝罪も辞職はしない考え
これの続報です。
拙ブログ1月27日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼「市政に混乱を招いた責任」副市長が給与の一部の自主返納を表明 鹿角市長のパワハラ問題
でお伝えしたとおり、副市長からの対応が報じられましたが、
こちらは市議会議長からのコメントです。
確かに、行為そのものも一部は認めたものの、言い訳に終始している様では、
真の反省を感じられませんので、この様なトップと円満な関係を築くのは
難しいと感じるのも当然だと思います。


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