セクハラや体罰で教職員3人を懲戒処分
福島県教委、本年度の処分22件に
2025年1月18日(土) 7:53 福島民友新聞
県教委は17日、セクハラ行為や体罰などをした30~50代の教頭や教諭計3人を懲戒処分にしたと発表した。処分はいずれも同日付。本年度の懲戒処分は計22件で、昨年1月時点の14件を大幅に上回っている。
処分の内訳は、セクハラ行為をした公立中学校の40代男性教頭を停職6カ月、生徒に侮辱的な言動をした県中地区の県立高勤務の50代男性教諭を停職1カ月、体罰などをした県中地区の県立高勤務の30代男性教諭を減給1カ月とした。
県教委によると、男性教頭は2022年8月、当時の勤務校の女性教員を無人の教室に招き、抱き締めた。23年度から本年度にかけて交流サイト(SNS)を通して「20年前に出会っていたらな」「明日もかわいい顔を見せて」と一方的に好意を伝えるメッセージを複数回送信。本年度は男性教頭と女性教員は別の学校で勤務していたが、男性教頭は女性教員と遭遇するため出勤経路も変えていた。
女性教員が異動先の学校で校長に相談し、発覚した。男性教頭は県教委の聞き取りに対し「慰めるつもりで抱き締めた。身勝手な行為をしてしまい、反省している」と話しているという。
侮辱的発言部活で体罰
50代男性教諭は22年4月~昨年11月、顧問を務める女子バレーボール部の指導で、生徒が期待に応じていないと感じた際に「くそチーム」「負けちまえ」などと侮辱的な言動を繰り返した。
30代男性教諭は昨年9月ごろ、顧問を務める剣道部の指導をしていた際に男子生徒の背中を竹刀でたたき、けがを負わせた。昨年5、7月には同じ男子生徒や別の男子生徒に対して「おまえのせいで負けた」などと試合に負けたことを責める発言をしていた。
セクハラで中学教頭停職、福島 教室で女性教員に抱きつく
2025年1月17日(金) 18:01 共同通信
勤務先の公立中学校の教室で女性教員に抱きついたり、「明日もかわいい顔をみせて」などのメッセージを送ったりするセクハラをしたとして、福島県教育委員会は17日、40代の男性教頭を停職6カ月の懲戒処分にした。教頭は「身勝手な行為で反省している」と話しているという。
県教委によると、教頭は2022年8月、無人の教室に女性を招き入れて抱きついた。また交流サイト(SNS)で「20年前に出会っていたらな」などと、一方的な好意を伝えるメッセージを複数回送信した。女性が異動先の学校で校長に相談して発覚した。
誰もいない教室に招き入れ同僚に抱きつく
セクハラした中学校教頭など3人を懲戒処分(福島県)
2025年1月17日(金) 16:43 福島テレビ
福島県教育委員会は17日付で教職員3人を懲戒処分としたことを発表した。
このうち県内の中学校に勤める40代の男性教頭は、3年前の8月に同僚の女性職員を誰もいない教室に招き入れ抱きしめたり、その後もSNSで「20年前に出会ってたらなぁ」「あしたも可愛い顔見せて」などと業務と関係のない不適切なメッセージを送っていたということ。不快感をおぼえた女性職員が、去年の10月に校長に相談し、発覚。男性教頭は、「身勝手な行動をして反省している」と行為を認めていて、停職6ヵ月の懲戒処分を受けた。
また、県中地区の50代男性教諭は、3年前の4月から約2年半の間、自身が顧問を務める部活動の生徒に対して、「くそチーム」「負けちまえ」などの侮辱的な言動を繰り返し、精神的苦痛を与えたとして停職1か月の懲戒処分となった。
このほかにも、県中地区の30代男性教諭は、去年9月ごろに自身が顧問を務める部活動の指導中に生徒の背中を叩きアザや痛みを生じさせたり、試合に負けたことを「お前のせいで負けたんだぞ」などと責めて精神的苦痛を与えたとして減給1か月の懲戒処分を受けた。
今年度に入り、教職員の懲戒処分は22件と前年度の20件を上回っていて福島県教育委員会は「管理職のセクハラや子どもたちへの体罰はあってはならない」として、外部の有識者からの意見を踏まえて、改善に努めていくとしている。
「20年前に出会っていたらな」「明日もかわいい顔見せて」
放課後の教室で女性教員抱きしめ、SNSでメッセージ
…40代男性教頭を停職処分 福島
2025年1月17日(金) 16:02 テレビユー福島
福島県教育委員会は17日、市町村立中学校の40代の男性教頭が、勤務校の女性教員にセクハラ行為をしたとして、停職6か月の懲戒処分としたと発表しました。
県教委によりますと、男性教頭は2022年8月、勤務校の女性教員を、生徒が下校後の誰もいない教室に招き入れ、抱きしめました。また、23年度から24年度にかけて、同じ女性教員に対し、SNSで「20年前に出会っていたらな」「明日もかわいい顔見せて」などの不適切なメッセージを送信し、不快感と共に、不安や恐怖を与えたということです。
去年10月末に、女性教員が校長に相談したことで、事案が判明しました。男性教頭は処分内容を認めていて「身勝手な行為であり、反省している」と話しているということです。
県教委は、17日付けでこの男性教頭を停職6か月の懲戒処分としました。現時点で、教頭から依願退職の申し出はないということです。
セクハラや体罰で教頭などを懲戒処分 福島県教育委員会
2025年1月17日(金) 16:00 福島中央テレビ
県教育委員会は17日、教職員の懲戒処分を発表した。
市町村中学校の教頭(40代男性)は、2022年8月勤務していた学校の女性教員を誰もいない教室に招き入れ抱きしめたほか、2023年度から2024年度にかけて、SNSで不適切なメッセージを送信するなどして、女性教員に不快感や不安、恐怖を与えたとされています。県教委はこの教頭を停職6か月としています。
また、県立高校の教諭(県中地区50代男性)は、2022年4月から2024年11月にかけて、複数年度にわたり、顧問を務める部活動の指導で、侮辱的な言動を繰り返し、部活動の生徒らに精神的苦痛を与えたとされています。
県教委はこの教諭を停職1か月としています。
そして、県立高校の教諭(県中地区30代男性)は、2024年9月ごろ、顧問を務める部活動の練習で生徒を指導した際に、生徒の背中をたたき、約1週間のあざと痛みを生じさせたほか、2024年5月と7月には、この生徒や別の生徒に対して、試合に負けたことを責める発言などをして、生徒らに精神的苦痛を与えたとされています。県教委はこの教諭を減給1か月としています。
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