職員のパワハラ行為 消防長らに安全配慮違反、処分対象に
相馬地方消防本部
2025年1月18日(土) 7:56 福島民友新聞
福島県相馬地方の消防職員によるパワーハラスメント(パワハラ)行為があった問題で、相馬地方消防本部は17日、第三者委員会の最終答申書追補を公表し、管理監督者の五賀和広消防長と太田修司次長に「重大な安全配慮義務違反があった」と指摘した。今後、処分の対象となる見通し。
追補によると、五賀消防長はパワハラ事案の聞き取り調査結果の報告に対応しなかったほか、パワハラ調査記録の漏えいに関して情報セキュリティー責任者として不適切な対応を取ったとした。太田次長は消防長に対し適当な助言をしなかったとした。
最終答申書も併せて公開され、第三者委はパワハラに対する全職員の正確な理解が必要だとし「消防の特殊性を理由にパワハラを許さず、法令を順守する環境や風土を培っていくことが求められる」と示した。
一連の問題を巡っては免職2人を含む職員11人が処分を受けた。
相馬消防のパワハラ問題 第三者委が最終答申 (福島)
2025年1月17日(金) 23:23 福島放送
福島県の相馬消防本部で相次いだパワハラ行為を調査していた第三者委員会の最終答申書が公表されました。
第三者委員会は2023年12月に設置され、パワハラ行為について職員への聞き取りなどを進めてきました。
この結果、後輩職員に暴力を振るったり暴言を浴びせたりするなど、複数のパワハラ行為が認定され、免職2人を含めて11人が懲戒処分を受けました。
第三者委員会は9日付で最終答申書を提出し、「全ての職員が、どのような行為がパワハラに当たるのか正確に理解する必要がある」などと指摘しました。
相馬消防本部は「答申書の内容を重く受け止め、今後、厳正に対処してまいります」などとしています。
「慣習や前例と決別を」相馬地方広域消防本部パワハラ問題
第三者委が防止対策まとめ最終答申 福島
2025年1月20日(月) 12:14 テレビユー福島
福島県浜通り北部の相馬地方の消防本部で職員のパワハラ行為が相次いだ問題で、第三者委員会は、防止対策などをまとめた最終答申書を提出しました。
この問題は、福島県の相馬地方広域消防本部で職員がパワーハラスメントを繰り返し行い、2人が免職になるなど11人が処分を受けたものです。
第三者委員会は9日に防止対策などをまとめた最終答申書を消防本部に提出しました。答申では「消防本部はほかの組織より指揮命令が厳しくなりやすく上位者の優越性が強化されやすい」と指摘。
そのうえで、「職員一人一人が慣習や前例と決別することが求められる」としました。また防止策として全職員を対象にした継続的な研修やアンケートの実施などを行うよう求めました。答申を受け、相馬地方広域消防本部は、3月末までに最終的な再発防止策をまとめるとしています。
拙ブログ12月25日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: パワハラで新たに3人懲戒処分 相馬地方広域消防本部の処分は計10人に 福島
これの続報です。
最終答申と追補により、相馬地方広域消防本部に於けるハラスメントの構造が、
ほぼ解明された様です。
そして、幹部の無為無策を風土文化と誤魔化していた感があります。
また、本来幹部が執行するべき任務を省いていても、
それを指摘改善させる者が不在であった点も問題を解決させず、
悪化させていた事も判明しています。
やはり、健全な職場は幹部が率先し、全職員で対応するべきことが読み取れます。
尚、最終答申と最終答申追補を拙ブログに転載致しました。
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼相馬地方広域消防内におけるパワーハラスメント行為に関する 最終答申書
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼相馬地方広域消防内におけるパワーハラスメント行為に関する最終答申書 追補
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