市議によるパワハラやセクハラ 市職員21%「受けた」と回答
市議会のアンケート 具体的内容は非公表 議員間のハラスメントも確認
「怒鳴られた」「暴言吐かれた」 防止条例検討へ
2025年1月21日(火) 20:30 長野放送
諏訪市議会(長野県諏訪市)は市職員や市議を対象に行ったハラスメントのアンケート調査の結果を公表しました。回答した市職員の2割が市議からハラスメント行為を受けていたことわかり、今後、条例の制定などを検討します。
調査は2024年12月16日から22日にかけて、市職員461人と市議15人を対象に行ったものです。
市職員は189人が回答し、このうち「議員からハラスメント行為を受けたことがある」と答えたのは39人でした。
行為を行ったのは、現職市議が20人、元市議が5人、両者が14人でした。行為の内容は、パワハラが26人、セクハラが7人などとなり、「二次被害を生む恐れがある」などとして、具体的な内容は公表しませんでした。
また市議15人のうち10人も、同僚から「大声で怒鳴られる」「暴言を吐かれる」などのハラスメント行為を受けたと回答しました。
市議会は2月、ハラスメントの研修を行う予定で、市議によるハラスメントの防止条例の制定も検討していくとしています。
「市議からハラスメント」市職員の2割が経験
…議員同士でも15人中10人が「ある」諏訪市議会がアンケート調査、
結果受け全議員対象に研修会開催へ
2025年1月21日(火) 16:38 信越放送
諏訪市議会が行ったアンケート調査で、市の職員のおよそ2割が、市議からハラスメント行為を受けたことがあると答えたことが分かりました。
調査は、市議会が2024年12月に、市の職員400人余りと議員15人を対象に行い、およそ200人から回答を得ました。
現職または元職の議員からハラスメント行為を受けたことが「ある」と答えたのは、回答した職員のおよそ2割にあたる39人で、内容では「パワハラ」が26人、「セクハラ」が7人などでした。
このうち「誰かに相談・対応依頼した」人は3割にとどまりました。
また議員同士でも、15人中10人がハラスメント行為を受けたことが「ある」と答えました。
結果をまとめた横山真(よこやま・しん)議長は、「組織的な改善へ動いていく」などととし、2月に全ての議員を対象に研修会を開く予定です。
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