江差・看護学院パワハラ自殺
なぜ自殺したのか調べていた元同級生
副学院長から「詮索するな」
2025年1月28日(火) 16:51 北海道テレビ
北海道立・江差高等看護学院のパワハラ訴訟。自殺した男子学生の元同級生が当時の副学院長から「『詮索するのをやめなさい』と言われた」と証言していることが新たにわかりました。
道立江差高等看護学院の男子学生が自殺した問題では、教師からのパワハラが原因だとして男子学生の母親が道におよそ9500万円の損害賠償を求める訴えを起こしています。
パワハラを調査した第三者委員会の聞き取りに対し、男子学生の元同級生が「男子学生がなぜ自殺したのかを調べていたところ、当時の副学院長から『これ以上、詮索したりするのをやめなさい』と言われた」「言い返したかったがターゲットにされると思いやめた」と証言していたことが、道が裁判所に提出した書面で新たにわかりました。
この裁判で道は第三者委がパワハラを認定した報告書について「客観的なものではない」として訴えの棄却を求めています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ2024年12月26日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼北海道、生徒の自殺巡る訴訟でパワハラ否定
これの続報です。
北海道当局は自殺の原因としてパワハラを否定しているにも関わらず
調べている元同級生に対して、副学院長が「詮索するな」と
釘を刺すのは非合理的です。
学院側に非が無いならば、堂々と調べて貰い、
非の無い事を証明されれば第三者に対しても説得力があります。
それを「詮索するな」と制止するのは、後ろめたい事を隠しているからです。
この様な事実が浮かび上がっているのですから、
北海道当局も下手な隠し立てはせずに、加害内容や加害者を特定し、
正義を貫くべきでしょう。
被害者の方へ
在学中に教員側から圧力を掛けられたら、それに従うのか無難なのは当然です。
そして、それに従ったとしても、誰も責めたりはしません。
しかしながら、その圧力について証言したことで、
調べを中断した以上に大きな成果を出せたと思います。
貴方の行動は全く無駄ではありませんでした。
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