那覇市議会「前議長のパワハラ、議会が許容」
検証・再発防止会議が結論 議員・職員アンケート実施へ
2025年1月16日(木) 7:03 沖縄タイムス(玉城日向子)
那覇市議会は14日までに、議員と市職員、さらに議員間でのハラスメントが行われていないか実態を把握するアンケートを実施すると決めた。調査結果を踏まえ、6月にもハラスメント防止条例を制定する。
市有地を巡る前議長の贈収賄事件を受け、2023年に検証・再発防止会議が発足。昨年3月、同会議が「前議長による市職員へのパワーハラスメントを議会が許容していた」と結論付けたことを受け、現状把握とハラスメント防止対策として調査を実施することになった。
アンケートは2月17~28日、オンラインで行う予定。議員40人と職員約2530人、会計年度任用職員約1780人が対象。議員と職員に対する質問項目はそれぞれ約20項目で、「ハラスメントを受けたことがあるか」「どう対応したか」「防止のために望むこと」などを盛り込んだ。
基本的に無記名での回答となり、個人名や部署名は伏せられる。調査結果は3月中に取りまとめ、市議会ホームページで公表される見通し。
調査に向け、同市議会は昨年12月25日に各派代表者会議を開き、実施要領を決めた。
0 件のコメント:
コメントを投稿