2025年7月7日月曜日

消防でハラスメント9% 全国調査実施、対策強化へ

消防でハラスメント9% 全国調査実施、対策強化へ

 

2025年7月7日() 18:34 共同通信

 

 総務省消防庁は7日、全国の消防職員の9.7%が、2024年度中に職場内でハラスメントを受けた経験があるとの調査結果を発表した。パワハラの割合が高く、被害を相談できていない職員も多い。消防庁は今夏、対策の強化に向けた取り組みをまとめる。

 

 調査は今年56月、無作為に選んだ男女800人を対象に行い、回答率は75.8%だった。

 

 受けたハラスメントの種類別(複数回答)は、パワハラが76.8%、セクハラが7.3%、妊娠に関する「マタハラ」が5.8%だった。

 

 ハラスメントを受けた人がとった行動は「何もしなかった(できなかった)」が24.3%で最多。理由は「問題の解決にならないと思った」が25.0%で最多。


《カウンセラー松川のコメント》

この調査結果は意外な形で報告されています。
総務省消防庁もハラスメント関係の審議会や検討会ではなく、
7月7日に開催された
消防本部における女性活躍推進に関する検討会 第三回の議事
ハラスメント対策に関する調査の結果等として配布された資料です。
短期間で調査集計されてますが、調査対象も消防吏員800人と、
それなりの母数を出してます。
当初の資料には誤字もありますが、
担当者に確認したところ近々に修正するそうです。
調査結果に関する私のコメントは
近代消防2026年1月号から数回に渡り掲載される予定です。


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