教諭ら免職
…男子生徒に“性行為”メッセージ送り、車に乗せて2回温泉施設へ
個室でマッサージ
教委に「不適切」とメールが届き発覚「本当に取り返しつかない」
警察に相談する家族ら
2025年7月25日(金) 10:21 埼玉新聞
埼玉県教育委員会は24日、生徒へのわいせつ事案、駅構内で盗撮をしたとして、県立高校の男性教諭ら2人を免職の懲戒処分にした。
県立高校人事課によると、南部地区の県立高校の男性主任実習助手(52)は2024年8月25日と25年3月23日に、勤務校に在籍する男子生徒に性行為などを示唆するメッセージを無料通信アプリLINE(ライン)で送信。乗用車に生徒を同乗させて2回温泉施設に行き、個室でマッサージした。被害者のプライバシー保護のため、職員の所属学校や氏名は公表していない。
4月7日に県教委宛てに不適切な関係なのではないかと相談のメールが届き、校長が主任実習助手に確認し発覚。学校や生徒の家族は警察に相談しているという。
実習助手は県教委の聞き取りに「本当に取り返しのつかないことをしてしまった。本当に申し訳ないと思っている」と話しているという。
また、5月20日午前6時50分ごろ、JR東飯能駅構内の昇りエスカレーターで、自身のスマートフォンを使って2段前にいた女性のスカート内を盗撮したとして、飯能高校の男性教諭(34)を免職とした。聞き取りに盗撮を認め、3~4年前から行っていたと説明したという。
日吉亨教育長は「被害に遭われた方、県民の皆さまに深くおわび申し上げます。特に盗撮やわいせつ行為は、教育に携わる者として決して許されるものではない。信頼回復のため、引き続き教職員の不祥事根絶に全力で取り組んでまいります」とのコメントを出した。
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