2025年7月28日月曜日

▼Bリーグクラブで指導者によるパワハラ相次ぐ  B1越谷、B2山形に制裁 暴言、頬を殴打などの行為確認

Bリーグクラブで指導者によるパワハラ相次ぐ
 B1越谷、B2山形に制裁 暴言、頬を殴打などの行為確認

 

2025年7月28日() 17:13 スポーツニッポン

 

 バスケットボールBリーグは28日、B1越谷とB2山形において、指導者による選手、スタッフへのハラスメント行為などの規約違反が発覚したとして、両チームに対して制裁を科したと発表した。

 

 B1越谷においては、安齋竜三ヘッドコーチに不適切な言動等による選手へのパワーハラスメント事案が発覚。チームは公式サイトを通じ、同HC3カ月の活動禁止と、けん責の処分を科したと発表した。Bリーグの公式サイトでは、同HCが選手に対して怒鳴る、威圧的な態度をとるなど反復継続してハラスメント行為等を行った事実や試合中に「死ね」「クソが」などと発言したと報告されている。

 

 経緯説明として「2024-25シーズン途中に心身の不調を申し出た選手がいたことから、20252月、チーム運営幹部にて協議を行い、安齋HCへ厳重注意を行うとともに、安齋HCより選手・チームスタッフに対し、謝罪と今後の指揮について説明を行いました」とし、「また、同年2月から3月にかけて弊クラブ・チーム運営幹部より選手複数名に対してヒアリングを実施し、状況把握を行った上で安齋HCとの面談を実施しました。その結果、弊クラブとして安齋HCの行動・言動を引き続き注視し、必要に応じて注意等を行っていくこととしておりました」と伝えた。

 

 また、BリーグはB2山形において、当時所属していたアシスタントコーチが、チームスタッフに対して「ポンコツ」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返したり、頬を拳で数回、拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴打するなどの暴力行為に及んだことが確認されたと公表した。

 

  

※ 他社のニュースも掲載致します

山形ワイヴァンズの元アシスタントコーチがパワハラ
 Bリーグがチームに制裁金100万円科す

 

2025年7月28日() 17:34 山形放送

 

バスケットボールBリーグ山形ワイヴァンズに所属していたコーチがチームスタッフに対して殴るなどの暴行や、暴言を繰り返すハラスメント行為があったとしてチームがBリーグから制裁金100万円を科されていたことがわかりました。

 

Bリーグによりますと、山形ワイヴァンズに所属していたアシスタントコーチが、ことし1月から2月ごろまでの間にチームスタッフに対して「ポンコツ」、「使えない」、「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」などの暴言を日常的に繰り返していたということです。

また、二の腕を複数回つねる、拳で頬を数回殴るなどの暴力を振るったことも確認されたということです。ことし2月にスタッフがクラブに相談し、発覚しました。

Bリーグは規約違反として山形ワイヴァンズに対しけん責及び制裁金100万円を科しました。

山形ワイヴァンズを運営するパスラボは、ことし34日にこのアシスタントコーチとの契約を解除するとともに、吉村和文社長や担当取締役を減給処分としています。

吉村社長は「スポンサー、ブースターなどにお詫び申し上げる。信頼回復に努め、再発防止に全力で取り組む」とコメントしています。

 

 

 

「ポンコツ」「使えない」
プロバスケチームのコーチがスタッフに暴言や殴打
 山形ワイヴァンズがBリーグから処分を受ける

 

2025年7月28日() 18:09 テレビユー山形

 

バスケットボールのBリーグは、28日、山形ワイヴァンズにけん責と制裁金100万円を科したと発表しました。

 

Bリーグによりますと、ワイヴァンズに所属していた当時のアシスタントコーチが、今年1月初旬から2月末ごろまでの間、1人のスタッフに対して、「ポンコツ」「使えない」「どんな育て方をしたらお前みたいな人間になるんだ」「親の顔が見てみたい」などの発言を日常的に繰り返したということです。

 

また、2月初旬にはスタッフの二の腕を複数回つねった、219日には他のチームスタッフの自宅で対象のスタッフのほほを拳で数回、にぶい音がなる程度の強さで殴った、224日には自動車を運転するスタッフに対して助手席から殴る動作をしたなどの事実が認定されたということです。

 

Bリーグは公式HPで「本件は、アシスタントコーチがチームスタッフに対して人格否定的な発言をし、暴力をふるったハラスメント事案で、その態様は刑法犯にも当たり得る悪質なものである。B.LEAGUEは長年にわたり、各クラブに対し、ハラスメントの根絶を指導してきたにも関わらず、山形ワイヴァンズは本件の発生を防ぐことができておらず、監督上の責任が認められ、けん責のみならず制裁金が必要と判断した」としました。

 

さらに「なお、本件アシスタントコーチは、202534日付で山形ワイヴァンズとの契約が解除されたことから、本制裁決定時点で『Bリーグ関係者』(Bリーグ規約第3条第1項)ではないため、制裁の対象にはならなかった」と説明しました。

 

ワイヴァンズは、吉村和文代表取締役社長、渡邉聡代表取締役常務、佐藤洋一執行役員兼ゼネラルマネージャー、徳竹大地GM代行、石川裕一ヘッドコーチに対し、月額報酬から10パーセント減俸2カ月の処分としたと発表しました。

 

吉村社長はクラブを通じて、「社会の模範にならなければならない立場にいる者が、この様な一社会人として未成熟な行為をしたことに対し、クラブとしても厳正な処分を科しましたが、監督責任、指導責任が不十分であったことは否めず、重ねてお詫び申し上げます。今後は、チームとフロントが一丸となって、この様なことが二度とないように、信頼回復に務め、再発防止に全力で取り組んで参ります」などとコメントしています。


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