懲戒処分を受けた警察官・職員が過去12年で最多の154人
処分理由最多はセクハラや盗撮、不同意わいせつなど「異性関係」
2025年7月24日(木) 10:02 フジテレビ
2025年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、過去12年の同期比で最多となったことがわかりました。逮捕者は前年同期と同じ27人でした。
警察庁によりますと、今年上半期に懲戒処分を受けた警察官と警察職員は154人にのぼり、2014年以降の同期比で最多となりました。
このうち7割以上にあたる115人は、プライベートの行為で処分を受けていて、業務上での行為で処分を受けたのは39人でした。
処分の理由で最も多かったのはセクハラや盗撮、不同意わいせつなどの「異性関係」で46人、その次に多かったのは窃盗や詐欺、横領で36人、交通事故・違反は25人でいずれも前の年の同じ時期から増えました。
懲戒処分者数が最も多かったのは、兵庫県警で20人、その次に多かったのは神奈川県警で17人でした。
また、逮捕されたのは27人でした。
警察庁は「法規、粛清に努めてまいりたい」とコメントしています。
警察官の懲戒処分154人 上半期、昨年から40人増
2025年7月24日(木) 10:08 共同通信
今年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた全国の警察官や警察職員は、昨年同期比40人増の154人だったことが24日、警察庁のまとめで分かった。150人を超えたのは、193人だった2013年以来。理由は盗撮やセクハラを含む「異性関係」の46人(9人増)が最多。「窃盗・詐欺・横領等」の36人(7人増)、「交通事故・違反」の25人(10人増)が続いた。業務上の処分は39人(16人増)だった。
鹿児島県警では、知人女性に捜査情報を漏らしたとして前捜査2課長が停職。不同意性交容疑でも書類送検され、いずれも不起訴となった。兵庫県警では勤務中にスマートフォンでゲームをして、8人が減給や戒告された。
警察官らの懲戒処分が急増、半年で154人
…「交番でオンラインゲーム」の兵庫県警が最多20人
2025年7月24日(木) 17:17 読売新聞
警察庁は24日、全国の警察で今年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた警察官や職員が154人(前年同期比40人増)に上り、過去10年間で最多だったと発表した。処分理由では、盗撮やセクハラなどの「異性関係」が46人(同9人増)で最も多かった。
発表によると、臨場した現場で現金を盗むなどの「窃盗・詐欺・横領」が36人(同7人増)、「交通事故・違反」が25人(同10人増)と続いた。飲酒絡みの事案も目立ち、全体で46人(同17人増)に上った。
逮捕者は27人で、前年同期と同じだった。都道府県警別の処分者数は、交番でオンラインゲームをしたとして8人が処分された兵庫県警が20人と最多で、神奈川県警17人、警視庁15人と続いた。
《カウンセラー松川のコメント》
私の持論ですが、警察のキャリア制度は限界を迎えています。
トップは腰掛け、幹部も腰掛け。
身近な上司や幹部はキャリア組の安泰を願うばかりで、
どんなに頑張ってもトップには行けない、まるで子会社の様な構造。
これでは、やる気が失せるのも当然です。
それなりの立場であれば、懲戒処分でも次の行き先は有る。
依願退職で顔の利く業界への転職なら、懲戒処分歴も無し。
キャリア組なら問題を起こしても免職にならない。
そんな業界ですから、非違行為に対してもハードルは下がります。
しかも、採用に関しても緩くなっているので、低質化も進む。
もう、抜本的改革をしない限りは、改善は無理でしょう。
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