速度違反し逃走の警部補減給 セクハラの警部も 三重県警が懲戒処分
2025年7月19日(土) 8:01 伊勢新聞
速度違反をし、取り締まり中の警察官から逃走したとして、三重県警は18日、亀山署地域課で勤務していた40代男性警部補を減給10分の1(3月)の懲戒処分としたと明らかにした。また、女性職員にセクハラ行為をしたとして、警察署勤務の40代男性警部も減給10分の1(3月)の懲戒処分とした。いずれも4日付。
県警によると、警部補は4月6日、私用で自家用車を運転中、伊賀市内で制限速度50キロの道路を時速83キロで走行。速度違反の取り締まりをしていた警察官に停止を求められたが、その場から走り去った。
警部補は道交法違反の罪で伊賀簡裁から罰金6万円の略式命令を受けた。「違反者を取り締まる立場でこのような行為をしてしまい申し訳ない」と話したといい、自らの申し出で2階級降格して巡査となった。
男性警部は4月6日にあった食事会の後、県警の女性職員に対し、腰に手を回したり、抱きついたりなどを繰り返したとして、減給の懲戒処分を受けた。警部は今月4日付で依願退職した。
また、警察学校のロビーに警察手帳を置き忘れたとして、県内の交番に勤務する10代の男性巡査を同日付で所属長訓戒とした。
山本展慶首席監察官は「今回の懲戒処分は県民の信用を失墜させるもので、非常に重く受け止めている。信頼回復に向けて再発防止に真摯(しんし)に取り組む」とコメントした。
春の全国交通安全運動の初日、警部補がスピード違反で懲戒処分
2025年7月19日(土) 14:43 読売新聞
4月の「春の全国交通安全運動」の初日、三重県伊賀市内で制限速度を33キロ超過し、時速83キロで自家用車を運転したとして、三重県警は18日、当時亀山署に勤務していた40歳代の男性警部補を減給10分の1(3か月)の懲戒処分としたと発表した。4日付。
また、私的な飲食に誘った同僚の女性職員にセクハラをしたとして、4日付で40歳代の男性警部を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にした。警部は同日に依願退職した。
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