2024年11月20日水曜日

▼【長崎】梅本市議のパワハラ問題で市議会が防止策の指針

【長崎】梅本市議のパワハラ問題で市議会が防止策の指針

 

2024年11月20日() 20:24 長崎文化放送

 

長崎市議会で、議員から市の職員らへの「パワハラ」に該当する言動があったとして鈴木市長が検証と再発防止策を申し入れたことを受けて、岩永議長が、議員のハラスメント防止に向けた指針を市長に示しました。

 

この問題は、9月定例会の一般質問で、ながさき次世代の党の梅本けいすけ議員(56)が、職員に対し、激しい言葉で叱責するなどのパワハラをしたなどとして、鈴木市長が市議会に防止策を求めていたものです。

 

議長が示した「長崎市議会におけるハラスメントの防止等に関する指針」では、議員がパワハラなどの言葉や行為により、職員に苦痛や不快感を与えることがないよう求める内容となっています。またハラスメントを行った議員が指導や助言、注意に応じない時は、名前や相談内容を公表することや、全ての議員に対し、改選後は必ず研修を実施することなどを明記しています。

 

鈴木市長:

「議会と市との関係、これは適切に構築しながら建設的な議論を議会の場で行っていく。これが大切だと思います」

 

岩永敏博議長:

「梅本議員にももちろんこの議会で決まったことを話しました。本人はハラスメント的な対応はしたつもりはないという趣旨の話はしておりました。議会で決まったことですから(梅本議員には)一定の理解は示してもらっているものと思っています」

 

指針は今月の定例会から運用されます。

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「パワハラ発言」めぐり市議会が再発防止策
 議員の研修や議長の調査など明記【長崎市】

 

2024年11月20日() 17:08 テレビ長崎

 

長崎市議会の本会議で議員が市職員に対して、ハラスメントにあたる言動をしたことなどを受けて議長側が今後の対応を鈴木市長に報告しました。

 

長崎市議会の岩永敏博 議長などは議員によるハラスメントを防ぐための指針を取りまとめたことを鈴木市長に報告しました。

 

今年9月、市議会の一般質問で議員による市職員へのハラスメントにあたる言動が見受けられたとして、市は検証と再発防止策を講じるよう議会に申し入れていました。

 

岩永敏博 市議会議長

「(議員の言動を)検証をしました。ハラスメントに関すると懸念される発言などが複数あったと」

 

議長の諮問機関である議会制度検討会は市の申し入れを受けて、さらに検討を重ねてきました。

 

議会が取りまとめたハラスメント防止などに関する指針には、すべての議員に改選後も必ず研修を行うことや、ハラスメントに起因する問題が出た場合には議長が事実関係を調査することなどが明記されています。

 

鈴木史朗 市長

「議会と市との関係を適切にあり方を構築しながら、建設的な議論を行っていくことが議会の場で行うことが大切だと思っている」

 

議会での答弁の準備のため、市職員に負担がかかっているとして、11月定例会から一般質問についても見直すということです。


《カウンセラー松川のコメント》

拙ブログ11月15日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼パワハラ防止へ長崎市議会が指針案 議員研修や議長の事実確認など明記【長崎市】
これの続報です。

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