南城市の古謝市長 強制わいせつ容疑で書類送検
元運転手の女性へのセクハラ疑惑
2024年11月5日(火) 18:31 沖縄テレビ
被害の訴えから2年近く、現職市長が書類送検される事態となりました。公用車の元運転手の女性にわいせつな行為をした疑いで警察は5日、南城市の古謝景春市長を書類送検しました。
古謝市長は2022年12月の夜南城市知念を走行していた公用車の車内で当時運転手を務めていた女性の胸を触るなどした強制わいせつの疑いが持たれています。
警察は女性からの被害届を受け古謝市長や関係者から事情を聴くなどして捜査を進め5日午前、書類送検しこの中では起訴を求める厳重処分の意見をつけました。
古謝市長は取材に対し「これまで通り疑惑に関する内容を否認するとともに引き続き無実を証明していく」とコメントしています。
一方、女性の訴えが虚偽告訴罪にあたるとして市長の家族が刑事告発した件についても書類送検しましたが、警察は起訴を求めていません。
書類送検を受け、女性は代理人を通じて「ようやく送検されたのかという思いです。受けた被害に加え、そのあとも加害者からの個人攻撃がなされ今でも外を歩くのが怖いくらいです。このような被害の深刻さを理解してほしいです」とコメントしています。
職員へのわいせつ容疑、南城市長を書類送検
市長は「無実証明する」
2024年11月5日(火) 17:36 朝日新聞
公用車の運転手だった女性にわいせつな行為をしたとして、沖縄県警は5日、南城市の古謝景春(こじゃけいしゅん)市長(69)を強制わいせつの疑いで那覇地検に書類送検した。県警によると、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたという。
古謝氏は「疑惑に関する内容を否認するとともに、引き続き無実を証明していく」と市秘書防災課を通じてコメントした。
県警によると、古謝氏は2022年12月9日夜、市内を走行中の公用車内で、運転手の女性にわいせつな行為をした疑いがある。県警は直後に女性から被害申告を受け、古謝氏らに聴取してきたという。
女性は今年2月、古謝氏や市に損害賠償を求めて提訴。訴状によると、女性は22年7月に市と業務委託契約を交わし、翌月から古謝氏の公用車に乗務。女性は直後から、古謝氏から「一緒に風呂に入るか」といったセクハラ発言を繰り返し言われたとし、22年12月には忘年会帰りの車内で胸を強くつかまれた、などと訴えている。
一方、古謝氏の親族は今年9月、女性を虚偽告訴罪で刑事告発したが、県警は5日、この告発についても那覇地検に書類送検した。こちらは、女性の起訴を求めない「しかるべき処分」の意見をつけたという。
古謝氏は06年から南城市長を3期務めた後、18年に落選。22年1月に再び当選した。
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