ジョッキでビール7杯「当時の記憶ない」
…酒席でセクハラ 49歳男性教諭を減給処分
本年度懲戒18件目、県教委は不祥事防止強化へ体験型研修実施へ
2024年11月7日(木) 21:01 南日本新聞
鹿児島県教育委員会は7日、同僚職員1人にセクシュアルハラスメントに当たる行為をしたとして、県立学校に勤務する男性教諭(49)を同日付で減給1カ月(給料月額と教職調整額の10分の1)とした。本年度の懲戒処分は18件目。被害者の性別などは明らかにしていない。
教諭は今年、酒席の場で、深酔いした状態で被害者の手を握ったり、ほおを触ったりした。ビールをジョッキで7杯飲んだといい「当時の記憶はないが、飲み過ぎたことによるものと思う」と説明。学校は、被害者らの訴えで9月に事態を把握した。
教職員課はハラスメントや不適切な指導について、有識者の知見を取り入れた参加型、体験型の研修を準備。早ければ12月中の実施を検討している。中島靖治課長は「引き続き学校や市町村教育委員会と連携し、不祥事根絶に取り組みたい」とコメントしている。
男性教諭(49)セクハラで減給1か月 2024年度18件目
…令和以降“最多” 大島地区の県立学校
2024年11月7日(木) 18:52 鹿児島読売テレビ
同僚の体を触るなどのわいせつな行為を行ったとして県立学校の男性教諭(49)が減給1か月の懲戒処分を受けました。県内の教職員の懲戒処分は2024年度18件目で2019年度以降、最多となっています。
減給1か月の懲戒処分を受けたのは、大島地区の県立学校の男性教諭(49)です。
県によりますと、男性教諭は2024年、県内で酩酊した状態で同僚1人に対し、体を触ったり、性的な発言をするなど、セクハラを行ったということです。
男性教諭は「ハラスメントに対する自身の認識の薄さから、被害者を不快極まりない状況に追い込んでしまい、誠に申し訳ありません」と話しているということです。
県内の教職員の懲戒処分は2024年度18件目で2019年度以降最多となっています。
県教育庁教職員課の中島靖治課長は、「セクハラは個人としての尊厳を不当に傷つける、許されない行為であることは、これまでも繰り返し、指導をしているところ、重ねて懲戒処分を行うこととなり誠に遺憾である」とコメントしています。
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