部下に「殺す」職員減給 宮古島海保、パワハラ認定
2024年11月29日(金) 21:55 共同通信
部下の男性職員3人に「ぶっ殺す」と暴言を吐くなどのパワハラをしたとして、第11管区海上保安本部(那覇)は29日までに、宮古島海上保安部(沖縄県宮古島市)に所属していた当時係長級の男性職員(58)を減給20分の1(3カ月)の懲戒処分にした。28日付。既に異動した。
宮古島海保によると、巡視船内で2022年5月~23年1月、ミスをした部下に「次やったらぶっ殺すぞ」「何度も教えているのになぜできない」などとの発言を繰り返した。被害者が23年2月、相談窓口に伝えた。
宮古島海保では昨年12月以降、パワハラによる懲戒処分が相次いでいる。喜志多健史部長は「指導を徹底し、信頼回復に取り組む」とのコメントを出した。
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「ぶち殺すぞ」部下にパワハラ、3カ月の減給処分
宮古島海保職員 沖縄
2024年12月1日(日) 13:11 琉球新報
第11管区海上保安本部は29日、巡視船内で部下の男性職員3人に「ぶち殺すぞ」と怒鳴りつけるなどのパワーハラスメント行為をしたとして、宮古島海上保安部所属(当時)の三等海上保安正で係長級の男性職員(58)を28日付で減給3カ月(20分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
宮古島海保によると、男性は2022年5月から23年1月にかけ、作業中の部下職員らが作業用布の補充でミスをしたり、ドラム缶の体積を誤って計算したりした際に、「何度も教えているだろう。なぜできないんだ」「小学生レベルの計算だぞ」と怒鳴って叱責(しっせき)するなどした。
同年2月に部下職員3人から部内の担当者に相談があり、発覚した。男性は処分事実を認め、反省の意を表しているという。
宮古島海保の喜志多健史部長は「今回の事案を重く受け止め、信頼回復に全力で取り組んで参る」などとコメントを発表した。
《カウンセラー松川のコメント》
「何度も教えているだろう。なぜできないんだ」「小学生レベルの計算だぞ」
この背景だとしたら、感情的になってしまうのも止む無しだと思います。
採用試験に合格した職員なら、算数レベルでの計算を間違えて欲しくないですし、
何度も同じミスを繰り返して欲しくもないです。
しかし、人の生命財産を守り救う仕事であり、
また武器の携行も許されている職種であれば、
叱責に際して相手に「殺す」と言う発言は不適切と言えます。
言葉遣い一つでもハラスメントとされる時代ですので、
今後は気を付けて頂きたいと願っております。
被害者の皆様へ
嫌な思いをされたことと存じます。
これまでの件は懲戒処分として終了しましたので、
心を新たにして勤務に精励して頂きたいと願ってます。
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