机たたくのはパワハラ、JA氷見市の組合長が減給処分
2024年12月1日(日) 9:15 読売新聞
JA氷見市(富山県)の南勇樹代表理事組合長が職員にパワハラをしたとして、減給20%(6か月)とけん責の処分を受けたことがわかった。南組合長は処分を決めた20日の同JA理事会で、陳謝したという。
同JAによると、5月に内部通報があり、調査委員会を設置。職員にアンケートなどを実施した結果、南組合長が複数の職員に大声で叱責(しっせき)したり、机をたたいたりしたと認定した。
JA氷見市の組合長 パワハラ行為で減給処分 感情的に叱責
2024年11月27日(水) 19:26 NHK
JA氷見市は、組合長が複数の職員に感情的に叱責したり机をたたいたりした行為がパワハラにあたるとして、6か月間、2割の減給処分としました。
JA氷見市によりますとことし5月、南勇樹組合長によるパワハラがあったと内部通報があり、理事や弁護士で作る委員会が職員など約400人を対象にアンケートをするなど調査を進めてきました。
その結果、数人が組合長から「感情的に叱責された」、「机をたたかれた」などと回答したほか、組合長からパワハラをされたり、見聞きしたりしたという回答はあわせて約3割あったということです。
組合長は委員会の聞き取りに対し、「申し訳ない。これからは接し方に気をつける」などと述べて事実関係を認めているということです。
このためJA氷見市の理事会は組合長の行為はパワハラにあたるとして、11月20日づけで、11月から6か月間にわたり2割の減給処分としたうえで、再びパワハラ行為があれば、組合長に辞任勧告をするとしています。
JA氷見市総務人事課は「役員に対する研修など、引き続きパワハラが起こらないよう取り組んでいきたい」とコメントしています。
《カウンセラー松川のコメント》
必要に応じて叱責をすることは大切ですし、
それは上司の役目です。
ところが、叱責するにも方法はあります。
感情的になりがちなのは理解出来ますが、
それでは私怨を晴らすのと代わりがないでしょう。
やはり、沈着冷静な叱責を心掛けて欲しいと思います。
しかしながら、叱責される側にも原因があるならば、
ある程度の甘受も必要だと思います。
感情的な叱責になってしまった最も大きな要因が
叱責される様な失態であったのならばです。
それにしても、机をたたくのがパワハラとは
随分と細かい部分にまで及んだと思います。
被害者の皆様へ
職場で叱責なんて受けたくないのが本音でしょう。
しかも、感情的になっての叱責となると
罵詈雑言が飛んで来たりして、非常に嫌な思いとなるでしょう。
個の侵害や人格攻撃までされる様であれば、
それはパワハラですので、遠慮なく申し出て良いと思います。
但し、権利の乱用にはお気をつけください。
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