鹿角市長ハラスメント疑惑 第三者委が12事案をパワハラ認定
関市長「反省して対応していきたい」 秋田
2024年12月23日(月) 19:36 秋田テレビ
秋田県鹿角市の関厚市長の言動がパワーハラスメントにあたるかどうかを調べる第三者調査委員会の会合が23日、鹿角市役所で開かれ、12件の事案がパワハラにあたると認定されました。
第三者委員会は、鹿角市の職員を対象に実施したアンケートをもとに17の事案を選び、11月から12月にかけて関市長と職員に聞き取り調査しました。
調査結果について、第三者調査委員会の山口謙治委員長は「結論としては、取り上げた調査対象としたもののうち、12についてパワハラという認定になろうという方向でいま動いている」と話しました。
山口委員長は認定の経緯について、他の自治体の事例を参考にしたほか、言動の労働環境への影響を重要視したとしています。
委員会の結果を受けて、関市長は「私としては何度も言っているが、業務上の叱責と思っている」と改めて強調した上で、「市長になったときは大変厳しい状況にあった。そういう中で、なんとしても職員から犯罪行為のようなところから抜けてもらいたいと強く主張していた。受け止め方がそうではなかったというところは、今後も含めて、言い方含めて、反省して対応していきたい」と話しました。
また、関市長は、進退について問われると「調査結果をよく見て今後について考えたい」と答えました。
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市長の言動12件をパワハラと認定 秋田県鹿角市 第三者委員会
関厚市長は改めて謝罪も進退については明言避ける
2024年12月23日(月) 17:54 秋田放送
鹿角市の関厚市長の言動がパワーハラスメント=パワハラにあたるかどうかを調べる第三者委員会が開かれ、12件の言動がパワハラに認定されました。関市長は謝罪の言葉を口にしながらも自らの進退については明言を避けました。
関市長をめぐっては、鹿角市が7月に行った無記名のアンケートで、職員からパワハラを訴える声が寄せられたことから、市は第三者委員会を設置し、10月に実名でアンケートを行いました。
このアンケートでは、職員34人がパワハラを訴えるなどしたため、第三者委員会は先月、聞き取りや音声データの確認を行っていました。
その後関市長からもヒアリングを行い、関市長の言動12件がパワハラにあたると認定しました。
パワハラに関するほかの市町村の事例や、過去の裁判例と照らし合わせて判断をしたということです。
自らの言動がパワハラと認定されたことを受けて関市長は。
鹿角市 関厚市長
「やっぱり本当に大変申し訳なくてですね、これについて皆さんに改めて謝罪を申し上げたいというふうに思っています」
このように述べたうえで、「調査結果の中身を精査したい」として、自らの進退については、明言を避けました。
第三者委員会は、来月下旬までに報告書を取りまとめ、正式な調査結果を市に報告することにしています。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ11月1日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼職員34人がパワハラの訴え 音声データの提供も 鹿角市 関市長パワハラ調査第三者委員会
これの続報です。
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