2024年12月2日月曜日

▼「辞めろと言われた」村長に職員へのパワハラ疑惑「書類を投げつけられた」との情報 村長「調査結果を待って意思表示する」 公職選挙法違反の疑惑も

「辞めろと言われた」村長に職員へのパワハラ疑惑
「書類を投げつけられた」との情報
 村長「調査結果を待って意思表示する」 公職選挙法違反の疑惑も

 

2024年12月2日() 18:38 長野放送

 

長野県宮田村の小田切康彦村長に職員へのパワハラと選挙違反の疑惑が浮上していることがわかりました。パワハラ疑惑については今後、村の顧問弁護士が職員アンケートを行い実態を把握する予定で、村長は「調査結果を待って意思表示する」としています。

 

宮田村・小田切康彦 村長:

「お騒がせしてしまっている件については、おわびしたいと思っている」

 

夕方、村議会の全員協議会に出席した宮田村の小田切康彦村長。自身に浮上した職員に対するパワハラと公職選挙法違反の疑惑について、11月、新聞社の記者から取材を受けたことを明かしました。

 

宮田村・新谷久男 副村長:

「パワハラの事実があったかどうか明確にしていかなければいけない。村としてこういうことは看過できない」

 

協議会に先立ち副村長と村の顧問弁護士が記者会見を開きました。それによりますと、11月、新聞社の記者から、「複数の職員から『辞めろと言われた』、『書類を投げつけられた』、「民間企業と比べると公務員はダメだ』などと言われたとの情報が入っている」と事実確認を求められたということです。

 

弁護士の聞き取りに対し村長は、「記憶はあいまい」とした上で、書類を投げたことは否定しましたが、民間企業と比べた発言をしたことは認めたということです。

 

また、2022年の参議院選挙の公示日前に、役場の課長会で自民党の全国比例区の候補者のリーフレットを配ったことが公選法違反にあたるのではと指摘されたということです。

 

村長は、配布の事実は認めつつ、「政党の作ったリーフレットではなく違反ではないと判断した」などと話したということです。

 

村の顧問弁護士・長谷川洋二 弁護士:

「パワハラの問題は火の気のない所に噂は立たないという前提で、加害者はうそをつく可能性がある前提で厳しく(調査を)やるつもり」

 

パワハラの疑惑については、今後、顧問弁護士が全職員を対象にアンケートを行い実態を把握する方針です。

 

公選法の疑惑については、すでに警察に事実を申告したということです。

 

村長は、アンケートの結果などを踏まえて意思表示するとしています。

 

宮田村・小田切康彦 村長:

「事実関係がはっきりした段階で意思表示したり、発表しなければいけない。仮に警察が立件しようとするようであればが全面的に捜査に協力したい」

 

 

※ 他社のニュースも掲載致します 

「辞めろと言われた」「書類を投げつけられた」
複数の職員がパワハラ訴え「本人がそう思えばパワハラなんですよ」
村長自身も一部事実認める
 職員向けのアンケート実施へ
 参院選予定者のチラシを会議で配布し公選法違反の指摘も

 

2024年12月2日() 18:46 信越放送

 

長野県宮田村(みやだむら)の小田切(おたぎり)康彦村長が、村の職員に対してパワハラが疑われる行為をしていたことを認めました。

また村長は2年前の参議院議員選挙に絡み、比例代表の候補予定者のリーフレットを庁内の会議で配っていたことも認めました。

 

小田切村長は2日、議会の全員協議会でこの件について報告し、調査に必要なことは全力で協力したいとして陳謝しました。

 

小田切康彦村長:

「皆様方にお騒がせした件に関しては私もお詫びしたい」

 

これに先立って、宮田村の新谷(しんや)副村長と村の顧問弁護士が記者会見し、村長のパワハラに関して報道機関から取材を受けたことを明らかにしました。

 

疑惑となっているのは、複数の職員から「村長に辞めろと言われた」、「書類を投げつけられた」、「民間企業に比べると公務員はだめだ」と言われたり、村長自らが決裁したにもかかわらず「俺は認めていない」などと発言したという内容で、村長はこのうちの一部を認めたということです。

 

またこのほかにも、2年前の参院選に比例代表での立候補を予定していた自民党の立候補予定者のチラシを、庁内の幹部会議で配布したことが公職選挙法違反になるおそがあるとして1129日に顧問弁護士が駒ヶ根警察署に報告したことも明らかにしました。

 

その後の会見で小田切村長自身も一部を認めました。

 

小田切康彦村長:

「決裁いただいているけれど、その仕事をやりたいと言ってきたが、俺はそんなこと聞いていないと、確認したら印鑑ついてありました」

「本人の問題なんですよ。本人がそう思えばパワハラなんですよ」

本人がそう感じていればパワハラに当たると?

「かもしれません」

 

村では、今後、全職員を対象にしたハラスメントに関するアンケートを実施し、顧問弁護士が内容を確認した上で、1月中にも報告書を作成し、パワハラの事実が認められれば村長に処分を科すとしています。

 

 

 

村長がパワハラと公職選挙法違反の疑い
 パワハラの有無や時期などを村の全職員にアンケートへ【長野・宮田村】

 

2024年12月2日() 18:27 長野朝日放送

 

宮田村の小田切康彦村長が、職員に対して書類を投げつけるなどのパワハラ行為をした疑惑があるということが分かりました。また、公職選挙法違反の疑いもあるということです。

 

2日午後4時から宮田村の議場で行われた臨時の全員協議会。

小田切康彦村長は、自身のパワハラ疑惑について言及しました。

 

■宮田村 小田切康彦村長

「民間企業と比べると公務員は逆行しているなと、実際言った覚えがあります。誤印したのを忘れて、そんなこと聞いていないと言ったことも事実だと認めます」

 

■長谷川洋二弁護士

「全職員に対してアンケート調査を行って、その結果、事実認定が出来た場合には、村長に対しても自ら相応の処分をしてもらう」

 

2日午後1時すぎに開かれた小田切村長のパワハラ疑惑についての会見。

村の顧問弁護士の長谷川洋二弁護士によると、小田切村長は、村の職員に対して書類を投げつけたり、「民間企業と比べると公務員は駄目だ」と発言するなどのパワハラ行為を行った疑惑があるということです。

パワハラの有無や時期などの詳細については、今後、村の全職員にアンケートを実施して、明らかにするということです。

また、小田切村長は、おととしの参議院選挙において、庁舎内の課長会で全国比例区の自民党候補者のチラシなどを配ったということです。

長谷川弁護士によると、小田切村長は配った事実は認めていますが、投票依頼はしていないと話しているということです。

公職選挙法違反の疑いもあるとして、警察に報告したということです。

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