【速報】
国立循環器病研究センターの理事長が職員に『パワハラ』と調査報告
役員報酬の自主返納を発表
職員に「代えるのはめちゃめちゃ簡単」発言も理事長はパワハラ認めず
2024年12月3日(火) 16:22 読売テレビ
大阪府吹田市の国立循環器病研究センターは3日、大津欣也理事長が職員に対し「代えるのはめちゃめちゃ簡単」「代えるのは理事長の権限ですから」などとパワーハラスメントにあたる発言をしたとして、調査を行った外部の弁護士らの報告を受け、大津理事長が役員報酬の自主返納を決めたと発表しました。
国立循環器病研究センターによりますと、大津理事長は2022年9月、任期満了を控えた当時の部長に別の部門への異動を打診。再任を希望した部長に対し「理事長の考えに『うん』と言わない人を次の部長に選ぶかは別の話」「代えるのはめちゃめちゃ簡単」「代えるのは理事長の権限ですから」などと発言をしたということです。
今年3月、大津理事長からパワハラ行為を受けたとする内部通報を受け、調査を行った外部の弁護士が、「パワーハラスメントに該当する言動を行った」との報告書をまとめて理事会に提出。大津理事長はパワハラを認めていないということです。
一方で、一連の問題により職員や地域に不安を与えたことから、大津理事長は改めてハラスメント講習を受けるとともに、役員報酬10%を3か月間自主返納すると発表しました。
国立循環器病研究センターは、「みなさまの信頼を得られるセンターとしていくため全力を尽くしていく」としています。
パワハラ問題の理事長、報酬を一部返納 国立循環器病研究センター
2024年12月3日(火) 16:30 朝日新聞(鈴木智之)
国立循環器病研究センター(国循、大阪府吹田市)は3日、部下に「代えるのはめちゃめちゃ簡単」などと発言した大津欣也理事長のパワーハラスメント問題を受け、大津理事長が役員報酬の1割を3カ月間自主返納すると発表した。
国循によると、大津理事長は2日、パワハラ問題について第三者が調査した最終報告を監事から受け、責任者として自らを律するため、自主返納を決めた。また、改めてハラスメント研修を受けるという。
大津理事長は同日、職員らに「一連の報道で不安を与えている」として謝罪。パワハラの該当者からの申し出があれば「直接謝罪したい」とも述べたという。
今後も国循のハラスメント調査委員会で調査する可能性があるが、理事長に対する処分は規定がなく、予定されていないという。
パワハラ認定の国循理事長「代えるのはめちゃめちゃ簡単」発言など説明
…役員報酬を自主返納
2024年12月3日(火) 19:36 読売新聞
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の大津欣也理事長の部下への言動が第三者による調査チームからパワーハラスメントに当たると認定された問題で、センターは3日、大津氏が役員報酬の10%(3か月)を自主返納すると発表した。大津氏は、部下に心理的不安を与えたことを認めているという。
センターによると、大津氏は2日、職員らに状況を説明し、自主返納を表明した。今後、大津氏はハラスメント研修を受講する。パワハラ認定については、理事長任命に関わる厚生労働省に報告しており、再発防止指示を受けている。
大津氏は2022年9月、留任を希望する部長の人事を巡り、「(部長を)代えるのはめちゃめちゃ簡単」などと発言。こうした言動について今年10月、第三者調査でパワハラと認定された。
《カウンセラー松川のコメント》
拙ブログ11月2日付け記事
「Mメンタルサポート」 ブログ出張版: ▼再任希望した部下に「代えるのはめちゃめちゃ簡単」…国立循環器病研究センター理事長のパワハラ、第三者チームが認定
これの続報です。
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